わろてんか(3)てん「運命の人」と出会う
2017年10月4日 第1週「わろたらアカン」第3話
〈第2話のおはなし〉
ドイツ人一家を招いてのホームパーティーは、
てんが大笑いし、お酒をこぼしたことで、
父はひっくり返るは、薬の瓶は割れるはの大惨事となりました。
怒ったお客様は帰ってしまいました。
てんは父に怒られ、「笑い禁止令」を出されてしまいます。
祖母からの礼儀作法のお稽古に必死で取り組みながらも、
なかなか上達しない自分に自信を無くすてん。
そんな時、母から、父が何故笑うのが苦手なのかを教えてもらいます。
゛てん”という名が、゛おてんとうさま(お日様)のように
周りを明るく照らして欲しいという願いからつけられた”
事を教えてもらいます。
ぜんそくで寝込む兄からは゛てんが笑うと元気が出る、頑張れる”
といってもらい、嬉しくなるのでした。
そして、そんな兄が良くなるように『くすり祭り』で
お願いして来ると兄に告げます。
最後、また旅芸人北村藤吉が登場し、目を輝かせて舞台に立ち、
つづきになりました。
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第3話 てん「運命の人と出会う」の巻
『藤岡屋』は代々続く薬種問屋。
『くすり祭り』は、『藤岡屋』にとってとても大切なお祭りです。
使用人も、家族も、総出で準備をします。
てんも、妹のりんと一緒に祖母に教えてもらいながら、
飾りを手伝います。
「チョコレートもらえるからがんばろな」
当時、チョコレートというのは大変珍しいものでした。
藤岡屋のようなお金持ちしか食べられなかったようです。
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てんは、廊下で祭りのお囃子に耳を傾ける兄に合いました。
祭りに行きたくても行けない兄・・・
新一は、てんに祭りの思い出話を話し始めます。
「父に隠れてこっそり芸人さんを見に行ったことがあるんや。
僕は、落語が一番好きやな。」
兄のその言葉に、いてもたってもいられなくなったてんは、
コッソリ落語を見に行くことを決意。
走って走ってたどり着き・・・
案内人の目を盗んで忍び込みます。
初めて見る落語に、二人は大笑い。
ーー第1話の始まりのシーン、覚えていますか?ーー
ーーこの後、無賃で忍び込んだこと、バレたんでしたね。--
ーー追いかけられて、舞台の上から大笑いするお客さんを見て思うんでしたよねーー
笑いの力を知った瞬間です!!
風太におんぶされて、走りづづける2人。
すると、後ろから男の人2人も走ってきました。
この人たちも誰かに追いかけられているようです。
尋ねられ、とっさに「あっちに行った」と言うてん。
すぐさま、てん達の追っても来ました。
風太が身代わりになり走って逃げた間に、
藤吉とてんは近くのお堂に隠れました。
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お堂の中で2人は話をします。
「仲間のキースが、タダだと思って食べたら、
お金を取ろうと騙されていて追いかけられたんだ。」
「自分は日本一の芸人だ」という藤吉を「凄い」と思ったてん。
お腹が空いたという藤吉に、ご褒美でもらったチョコレートをあげました。
「ん~うまいなあ」とむさぼり食う状態の藤吉。
「名前は?」「てん」
「てんてんてんごのおてんちゃんやな。」
てんは「うち、家ではわろたらあかんねん。」
笑われへんなんて、人生損してんな
キョトンとするてん。
そして、その後、この先忘れられない一言を藤吉が言います。
「なあ、いいこと教えたる。」
「笑いの色は、何色か知ってるか?」
「笑いに色なんか・・」
「あるんや」
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外が急に騒がしくなりました。
風太が戻ってきて、てんを探しているようです。
「おとうはんに叱られる!!」
2人は急いで走って帰りるのでした。
この出会い、日本の笑いの歴史を変えるんですって!!
今日はここまで。第4話につづく→
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ラックの感想
●お祭りに来ている人たち、よく見たらオシャレしていますね。
着物が素敵、髪飾りや、バッグ、白塗りのお化粧している子どももいました。
●風車を持って喜んでいる子どもがいます。
今の子がとても贅沢だと感じます。
●子どもを捕まえられないスタッフがどんくさい~
でもそのおかげで、藤吉にも出会えたのはやはり運命ってあるんだなあ。
●藤吉ったら、子どもがくれたチョコレートを1人で食べちゃうなんて。
分けっこしようよ。。。
●前田旺史郎が大人になっていてびっくり!上手になってる!
ーー今日の感想は少なくてごめんなさい。また明日ーー