わろてんか(4)てんの家「化け猫騒動」
2017年10月5日 第1週「わろたらアカン」第4話
〈第3話のおはなし〉
京都の年中行事『くすり祭り』の準備に追われる「藤岡屋」
てんは、飾りの準備を手伝ったご褒美にチョコレートをもらいました。
ぜんそくで祭りに行けない兄から、祭りの話を聞きました。
父に隠れて芸人を見に行ったこと。
「僕は一番落語が面白かったなあ」という言葉に押されるかのように、
てんと風太はお祭りへ。
もちろん目当ては落語。
2人はこっそり忍び込み、腹がよじれるほど笑っていました。
でも、見つかりました。
追いかけられて逃げる、それが面白くてお客が笑う。
お客さんが大笑いする姿を、舞台の上から初めて見たてん。
笑いの力を初めて知った瞬間でした。
その後、逃げている途中に、同じく逃げている藤吉とキースに出会います。
キースと風太が違う方向へ逃げてくれている間に、
こっそり忍び込んだお堂で、てんと藤吉は言葉を交わします。
「笑わへんなんて、人生損してる」
「笑いの色は何色か知ってるか?」
゛笑いの色って何色だろう”
気になりながらも、父に怒られまいとてんは風太と必死で走って家に戻るところで
つ・づ・く・・・になりました。
第4話 てんの家「化け猫騒動」の巻
てんは、藤吉との出会いにドキドキが止まらない様子。
「お母はん、笑いの色は何色かしってはる?」
「さあ、何色でっしゃろ?」
「あ、赤や」
兄新一に聞きに行くと、
「チョコと同じ茶色と違うかな。」
「茶らける、茶化す、お茶目・・ほら」
「お茶を飲むと心がほっこりするやろ。」
「でもお茶って緑色やで。」
「。。。。。」
そこで2人は大笑い。
「うち、あの人の芸見てみたい。」
兄に打ち明けるてん。
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場面は父儀兵衛の難しい面持ちに。
ホームパーティーが失敗に終わって、商談が不成立になってしまってから、
儀兵衛はよく難しい顔をするようになっていた。
この日も、ある書類にハンコをつきながら、
大きなため息をついていた。
何か深刻な事態になっているのだろうか?
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台所では、「あること」で大騒ぎになっていた。
毎日、少しずつ酒が減っている
きっと化け猫の仕業に違いない、ということになり、
てんと風太は、夜に台所に隠れて、
「化け猫退治」をする計画をたてるのでした。
しかし、待てども待てども「化け猫」は出てこない。
眠くてたまらず、風太は寝てしまった・・・その時!
誰かが静かに近づいてきたではないか!
「化け猫だ!」と思って、てんが見たものは・・・!!!
思わず、両手で口をふさぐてん。
なんと、化け猫は・・お父はんでした。
今日はここまで。第5話につづく→
ラックの感想
●美羽ちゃんの表情が本当に上手だとおもいました。
●キョトンとするとき。
●藤吉を思い出して、ドキドキしながら話す仕草。恋する乙女です。
●それに焼きもちをやいているんだろうと思われる風太も上手い。
●いつも怖い儀兵衛さんなのに、この日は上の空。
心ここにあらずという感じという感じがよく伝わってきました。
さすが遠藤憲一さんです。
●しずもハツも気付いているのに化け猫の仕業にしておくのは、愛ある行動ですね。
●暗闇で見る儀兵衛さんのアップが迫力ありすぎでした。
ーー表情の細かさに感動した15分間でした。また明日ーー