わろてんか(5)「化け猫退治。笑い禁止令解禁!」

2017年10月6日 第1週「わろたらアカン」第5話

 

〈第4話のおはなし〉

名前も知らない旅芸人が気になって仕方ないてん。

最後に交わした言葉が忘れられない。

「笑いの色は何色か知ってるか?」

 

母は赤色だと言う。

兄は茶色だと言った。

一体何色なんだろう?

 

てんは兄につい言ってしまいます。

「うち、あの人の芸が見てみたい」と。

 

そのころ、台所では、毎日お酒が少しずつ無くなることでもちきりになっていました。

旦那さんはじめ誰もお酒は飲まないはず。

「きっと化け猫の仕業だ」とハツとしずは言います。

 

てんと風太は、その夜「化け猫退治」をする計画をたてました。

ずっと見張っていましたが一向に現れる気配はありません。

風太は寝てしまいました。

・・・とその時誰かがお酒に手を伸ばしました。

 

てんは見てしまいました。

思わず両手で口を塞ぐてん。

 

てんが見たのは。。。

父儀兵衛でした。

 

第5話 「化け猫退治。笑い禁止令解禁」の巻

 

今日のてんは、朝から真剣な顔をしています。

口をへの字にしています。

「おとうはんとの約束を守って、絶対笑わへん。」

てんは真剣な顔です。

 

いつもと違う様子に気づいた母は、てんに声をかけます。

てんは、自分のせいで父が化け猫になってしまったと告げます。

母は「新一の為に、ドイツの魔法のような薬が欲しいんじゃないかな」と。

 

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一方、新一は父に「輸入ではなく、これからは薬を作る時代になる。薬学を学んで後を継ぎます。」とうちあけていました。

「おおきに」父は、目に涙を浮かべていました。

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てんはというと、風太と一緒にドイツ人に謝りに行きました。

しかしながら、土下座しても言葉が通じません。

残念な気持ちで父のもとへ。

 

目にいっぱい涙を浮かべながら、一生懸命「すんまへん」と謝るてん。

風太は、自分のせいでパーティーをめちゃくちゃにしてしまったと思っていると説明し、ドイツ人のところに謝りに行ったと伝えました。

 

父は、てんの一生懸命な気持ちに打たれ、酒を飲むのはやめよう・・・と心に決めたようで、

台所にあるお酒を全て捨ててしまいました。

 

「てんが、化け猫を退治してくれた!!」

 

父は、てんを抱き、言いました。

 

「笑ってよし!」

「笑いすぎはあかん」

 

堅物で、笑ったことのなかった儀兵衛が初めて笑いました。

 

『くすり祭り』も無事終わり、一家でお参りに行きました。

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どこからか聞こえる「東西とうざい」の声。

てんは藤吉に会いたい一心で走り出しました。

舞台の上に、藤吉を見つけました。

でも、「義士(ぎし)」が出るはずなのに、

自分の「猪(しし)」と聞き間違え飛び出してしまいました。

 

場違いな登場に、お客は怒り、笑いどころか罵声を浴びせられている藤吉の姿を目の当たりにしてしまったてんでした。勇気づけたくて、楽屋に行くと、落ち込んだ藤吉がいて泣いていました。

 

今日はここまで。第6話につづく→

 

ラックの感想

●美羽ちゃんの演技がうますぎると思いました。

特に、おとうはんに一生懸命謝って泣くシーンは泣きました。

感動しました。

●父役の遠藤憲一の演技にも心打たれました。

ちょうどわろてんか放映直後に出演した゛あさイチ”で、このシーンについて話しておられました。

このシーン、台本では全く笑わない儀兵衛だったそうです。

え、思いっきり笑ってますよ?

その真相については、良ければこの記事を読んでみてくださいね。

遠藤憲一が語る自称『顔は強面中身は乙女。女房なしでは生きられない』

●来客用の上等のお酒を全て捨てちゃうの?

お値段気になります(庶民だから)

●藤吉とてんは何歳離れてるのかな?

 

ーー今日は演技力に泣かされました。ではまた明日ーー

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