わろてんか(7)てんの恋心に舞い込む縁談
2017年10月9日 第2週「父の笑い」第7話
〈第6話のおはなし〉
出番を間違えて、客から非難を浴びる藤吉。
チョコレートをあげて、元気づけるてん。
2人は屋根の上でいろんな話をしました。
笑いに対する熱い思いを語る藤吉。
藤吉の芸に、笑うてん。
「笑ってくれたお客さん第1号や。」
「そのえがおでずっと わろてんか」
藤吉はそう言って鳥の付いた鈴を渡し、
旅先から手紙を送ると約束します。
その約束通り、年に数回手紙が届き、
風太がこっそりてんに渡す・・・・
そんな生活を続けている間に、場面は8年後。
てんは女学生になりました。
さて今日からは、てんは葵わかなちゃんに。
風太は、濱田岳さんにキャスト変更です。
早速、第7話いってみよう~!
第7話 「てんの恋心に舞い込む縁談」の巻
未だに、藤吉からの手紙に喜ぶてんのシーンから始まります。
走って外で読み、嬉しそうに笑っています。
きっと今も「謎解き」が書かれているんでしょうね。
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てんは、台所仕事もしっかり出来る女の子に成長していました。
(一尾は真っ黒こげにしてしまいますが)
祖母ハツに「いますぐ嫁に出しても恥ずかしないなあ。」と言ってもらいます。
でも「まだ学生だから。」とやんわりとお断りするてん。
父儀兵衛としては、新一を先にと考えている様子。
でもこれまた、「研究に没頭したいから。」とお断りモード。
兄の病気はひどくなり、帝国大学薬学科に入学するも休学中。
今は、知り合いの研究所に通っています。
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てん付きの女中トキ(徳永えり)と妹のりん(堀田真由)から、「手紙の君に恋してる」とからかわれ、てんは否定をしたものの自分でも「もしかしてこれが恋なのか?」という気がしてきたようでした。
藤吉からの手紙には、「大阪の南北亭でトリをすることになった」と知らされます。
「トリ」とは「一番最後のお楽しみ」で、その日の一番人気のある芸人だけが務めることができます。
「日本一の芸人になったら、迎えに行きます。」
その言葉にウキウキするてんなのでした。
でもその後、大変なことが起こってしまいます。
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まず、女学校の友達に見つかってしまう。
「芸人って、人に゛笑われて”お金もらう人よね。」
「落ちこぼれや半端モンがなるんやってお父ちゃんが言ってた。」
「ちゃう(違う)、人を笑顔にして幸せにしたいと思うてはる立派な人え。この手紙には、夢がいっぱい詰まってるんえ。」
「何が詰まってますて?」
とうとう、先生に見つかってしまい、母に連絡されてしまいました。
「よう言い聞かせます。」しずのお陰で退学は免れました。
「おとうはんには黙っとくから、忘れよし。」
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その゛お父はん”は、その頃大阪の伊能製薬にいました。
一緒に組んで、西洋の薬品を作っていかないかという話になりました。
゛お父はん”は、新一と、伊能家のご令嬢を結婚させられたらいいなと思っていましたが、伊能家ではいい反応がなく・・・
神戸で貿易会社を営む息子栞(高橋一生)とてんの縁談を持ち帰ることになるのでした。
急いで家に帰ると、てんの元へ。
「てん!お前の婿はんや!」
てんはその時ちょうど、女中のトキと妹のりんとでガールズトークの真っ最中でした。
女学校で恋文を先生に取りあげられ、母からは忘れるように言われたという話をしていました。
「忘れる事なんかできない~」と言ってた時に父が入ってきました。
驚いたてんは、「え~~~っ」しか言えずに終わりました。
きょうはここまで。第8話につづく→
ラックの感想
●ごめんなさい、かわいいけど浅はかなおてんちゃんに少しイラっとしてしまいました。
●なんで外で手紙を読むかなあ・・。
「てん、大事な手紙は自分の部屋で読みなさい!」
「手紙はすぐに胸にしまおうよ!」
心の中で叫びながら見てしまった私。
●てんには理解のある母ですが、母自身も由緒ある家のお嬢様であるが故に、芸人への恋心は応援できないようですね。
確かに、自分に置き換えたら、同じ反応をしたかもしれません。
苦労することが目に見えている気がしますね。
●いや~高橋一生さんの出演間近ですね。楽しみで仕方ありません。
明日からの視聴率UPしそうですね。
●伊能家の調度品が素敵すぎます。
録画を戻して何度も見ました。
畳に正座の時代に、テーブルや椅子があるのも珍しいし、洋服着てますものね。
ーー明日は目が離せません。では、また明日!ーー