わろてんか(13)藤吉は運命の人?嘘つき?
2017年10月16日 第3週「一生笑わしたる」第13話
〈第12話のおはなし〉
●父が自殺すると勘違いして大笑いした゛あの日(第11話参照)”から数日後、兄新一は息を引き取りました。
●父は゛あの日”以来、笑うように頑張っているようです。
●てんは、兄の卒論を『伊能栞』に送ります。
●栞は、新一が目指していた洋薬を作る事業に興味があるので「投資したい」と言いに来ました。
●「ビジネスとして」なので「てんとの縁談を進めるわけではない」とはっきり断る。
●栞は「西洋の自由恋愛に憧れる」と言い、てんさえその気があれば縁談も進むかもしれない・・と意味深な言い方をする(視聴者にしかわからないが)
●てんは、栞を走っておいかける(多分、栞はてんに惹かれたと思う)
●栞の相手に自分ではダメなのかと尋ねるてんに「君は他に想いを寄せる人がいるようだから」と栞は答える。
●栞と別れた後、ぶつかった人は、なんと『藤吉』だった。
13話 「藤吉は運命の人?嘘つき?」の巻
「うち藤岡の家を継ぐって決めたんや。立派なお婿さんもろて藤岡屋を守る!」
先週、誓ったてんの言葉から始まります。
******藤吉との再会の場面******
藤吉「大きなったな、べっぴんさんになったな。」
てん「なんでここに?」
南北亭に行ったけど藤吉さんはいないと言われたというてんに、苦しい言い訳を続ける藤吉。
ケラケラと笑うてんは「変わっへんな」と言われて少し嬉しそう。
ここへやってきたのは風太。
「泥棒芸人やないか!」と急いでてんを連れ戻す。
それを陰で見て、ふくれっ面をしているのは、藤吉を好きな芸人仲間のリリコ。
ーー(絶対てんへの意地悪考えてる顔や)ーー
*****生まれ変わった藤岡屋は*****
『エフドルー洋薬専門 藤岡屋ー』
栞の投資によって、儀兵衛の念願だった洋薬専門店になっていました。
「てんに立派な婿さんが来てくれたら万々歳や!ワッハッハー」
儀兵衛は大声で笑うようになりました。
その近くで風太はさりげなくドイツ語を口ずさんだりして「婿さん候補はここにもいますよー」アピールをしてますね。
ーー(儀兵衛さんは見もしてませんけどね。頑張れ風太)ーー
***藤吉との再会でボーっとするてん***
藤吉の事が気になって仕方ないとは誰も知らず・・
てんの縁談話が始まるのでした。
祖母ハツは「伊能はんみたいなええ条件のお人はおらん」とすっかり栞のとりこになっているご様子。
(すかさず出た!風太とトキのプチコントあり)
゛婿候補ここに居ますよー”さりげなく手を挙げる風太の手をパチンと叩き落とすトキ
母の「そんな急かんでいいんとちゃう?」に
「ワシもいつどうなるかわからへん。一刻も早く婿さんもろててんが後をつぐんや」と圧力をかける父。
てんは(うんうんうんうん)とペコペコと頭を下げ、頷いていました。
ーー(藤吉さんに心が揺れてるやん、苦労するでてん。栞様にしときなさい!おばちゃまは心配よ)ーー
******りんの縁談******
プーーーーッ
お茶を遠くまで吐くくらい儀兵衛さんがビックリしたのは、
「伊能家にりんを嫁に欲しい」
と伊能家が言ってきたからでした。
入り婿は無理だが、器量よしのりんを嫁に欲しいというのです。
祖母・母・てんが「それはそれでいいな」と言うのに対し、
りんは「お姉さんが決まってからじゃないと」と、父も「あれこれ選んでる場合ちゃう」と言い・・・・
******持ってきました縁談山盛り******
パッと見る限り、9通はあるな。
封筒を持って父がてんの部屋へ。
父「よう気にしとけ」
ーー(顔が怖いよ儀兵衛さん。ギョロ目の鬼さんに戻ってますよ)ーー
******女子トーク(てん・りん・トキ)******
りん「お姉さん、お婿さん取るんが嫌なんどすか?」
トキ「なんぞおましたんか?」
てん「実はな・・・・」
藤吉と再会したと話すと・・
トキ「ひゃ~なんちゅう運命のいたずら」
りん「そのお熱は・・恋わずらい~」
きゃあ~~~~~~~!!
ーー(女子トーク場面大好き!かわいすぎる!)ーー
******藤吉のお熱も恋わずらい?******
「べっぴんさんになってたんや」
キースに話す藤吉。
「恋わずらい、やな」
幾年の時を超え、祭りで偶然再会!
運命以外にはないやろ!!
「運命か・・・」
藤吉もそうかもと思った瞬間・・
リリコ登場!!
「ええ八卦(占い師)紹介するで」
運命かどうか占ってもらうことになりました。
******八卦(占い師)にて******
「こりゃあかんわ。その娘との再会は、稀にみる大凶の相と出ておる。これ以上2人で会えば、災いが次々と襲い来て、命にもかかわることになるであろう」
八卦師にんまり。
それもそのはずリリコにお金をもらう。
ーー(やっぱしな、リリコめ!)ーー
リリコ心の中
(ちょっとお灸が強すぎたかな?でも藤吉はうちのモンやー誰にも渡さへんも~ん!)
ーー(嫉妬でだんだん狂ってきたなリリコ。この先も見ものやな。アリスちゃん意地悪な役、上手いね)ーー
******てんも八卦に来た!!******
ーー(きゃ~会うてまう~!)ーー
ーー(おばはん黙っとけって?すみません)ーー
トキ「おてんさまこっち!」
藤吉「ん?おてんさま?」
隠れてみる藤吉。
八卦師 見合い写真をみて。
「全部あかん」
顔を虫眼鏡?で見て・・
「あんた他に好きな人がおるやろ?そのお人が運命の人や」
トキ「てんさまがずっと恋してはったお手紙の君や」
ーー(きゃ~お手紙の君は横におりますえ~)ーー
りん「旅芸人さんが運命のひとなんや」
てん「え?」
藤吉「え、おてんちゃんが俺を?」
ーー(ついに知ってしまったね、どうする藤吉!)ーー
****娘義太夫(むすめぎだゆう)登場****
リリコは娘義太夫。
『娘義太夫』とは今でいうアイドルで親衛隊もいたくらい人気があったらしい。
リリコ、てんの前で止まり・・・
「あれまあ、お久しぶりやなあ、てんてんてんごのおてんちゃん」
「(藤吉は)こんなかわいいお嬢ちゃんをからかうやなんて悪いお人やなあ~」
「(藤吉が)’苦節8年、旅を続けて売れっ子芸人になった’って?」
事実が次々と、出るわ出るわ・・
事実①「旅なんかしとらへん」
事実②「とっくに芸人辞めて、大阪のうちに帰っとったんやで。」
事実③「手紙は真赤なウソ」
ここからはリリコの作り話かも?
ホンマ?①「(リリコと)偶然出会った」
ホンマ?②「(藤吉が)運命や~言うて」
ホンマ?③「うち(リリコ)んとこ泣きついてきたんや」
キツネにつままれた状態のおてんちゃんでした。
ーー(ほら、藤吉やっぱり嘘つきやんか。やめときやめき)ーー
今日はここまで。第14話へつづく→