わろてんか(15)藤吉、逃亡生活の行く末は・・

2017年10月18日 第3週「一生笑わしたる」 第15話

 

〈第14話のおはなし〉

●てんは見合い話に興味が示せない。

●゛藤吉からの手紙が真赤な嘘”が頭から離れず、ソワソワ。

●てんは藤吉を訪ね゛旅も芸人も辞めたのに旅先からの手紙を書いていた”と本人から手紙が嘘だったことを聞き、ショックを受けた様子。

●リリコから『本名は北村藤吉郎、米屋のボン』と聞き、「これ以上話すことはない」と立ち去るてん。

●落ち込む藤吉を元気づけようとしたキースは、許可を取らず商売をし、それをとがめられ追いかけらてしまう。

●偶然出会ってしまったてんと達と藤吉が話しているところに、追いかけられたキースが合流。皆を守ろうとした藤吉は、倒れてきた木箱で頭を強く打ち意識がもうろうとしてしまうのでした。

●「川に沈められる」のを恐れて、蔵にかくまうてん達。

●そこへ、風太が厳しい顔つきで蔵に入ってきました・・・

 

という場面で、終わり。

さて、つづきは?

風太が、旦那さんにばらすかどうかでこの先が変わってしまいますが・・・

第15話「藤吉、逃亡生活の行く末は・・」の巻

 

**風太のカッコイイ場面からスタート**

 

「かくまうなんて絶対許さへん」

「怪我が治っても京都に居座るようなら、旦那さんの代わりにわてが川に沈めたる!」

なんだかんだ言っても協力してしまう風太なのでした。

ー(風太が可愛そうになってきた)ー

 

てん・りん・トキは芋やご飯を少しづつ袖へ。

りん「うちもここにお芋さん」

トキ「ご飯多めに炊いときました」

てん「おおきに」

 

てんとトキは目を盗んで蔵へGO!!

 

風太も協力!!

てんに手渡します。

「傷薬に、痛み止め。」

てん「おおきに」

風太「勘違いすなよ、早よ出て行って欲しいさかいや」

「変な噂が立ったら婿さん来ーへんようになって、俺しか残らへんで!」

「あっれ~?」

 

チーーーン 残念でした。

てんは薬を持ってとっくに蔵へ。

眉を細め軽蔑のまなざしのトキだけでしたー

 

*****蔵では*****

 

藤吉「うまっ、こんなうまいおむすび食べた事ないわ」

 

ーー(嘘や、あんた米問屋のボンやんか、美味しい米食べとるやろ)ーー

ーー(あ、ちゃうか ゛てんが作ったから”うまいのか、ハイハイ)ーー

 

キースと藤吉は、くすり祭りの舞台に穴を開けたことが気になっていて・・・

座長に呼んでもらえなくなるから、「誰かに」伝えてもらわないといけないという話になり・・・・

「誰か」と言われて浮かぶのはやっぱりこの人。

 

「せやからなんで俺やねん!」

と言いつつ、小屋を尋ねる風太。

ーー(都合のいい男にされてる)ーー

 

またまた陰で見ていたのは、やはりあの子。

リリコ。

風太を見て、あの家に藤吉らがいると察したようです。

 

*****女3人が交代で世話を*****

 

怪我の手当てをするトキ

トキ「おてん様は許したわけちゃいます。はよ治して出て行っておくれやす」

藤吉「おトキはんおおきに」

 

羽織物を夜に届けるりん

藤吉「妹さんにまで迷惑かけて・・この通りや(頭を下げる)」

 

傷口の手当てと体を拭くてん

ーー(桃李くんええ体)ーー

手紙の話を切り出すも、その話はもういいと出ていくてん。

 

*****てんの見合いを心配する人達*****

 

祖母ハツは八卦師を呼んで占ってもらうが「伊能はん~」と栞以外考えられない様子。

ーーかわいいばあちゃん(笑)ーー

 

儀兵衛「てんは何を迷うとるんやろ」

しず「家を継ぐ決意は揺らいでないようどす。心配なんはてんの笑い声がなりを潜めてることどす。頭で考えてることと、心で思うことが噛み合うてないように思います

ーー(母はさすが。いつもと違う心の動きを感じ取ってる)ーー

 

 

*****リリコ登場*****

 

リリコ「藤吉どこに隠した?うちのモンや、盗らんといて

てん「ただ、守りたいだけどす」

リリコ「うちはな、小っちゃい頃に親も死んで兄弟もおらん、天涯孤独っちゅうやつや。藤吉はうちにべっ甲飴くれて可愛がってくれたんや。返して、返してぇな!!

 

ーー(べっこう飴をいつもなめてたのはそういうことか)ーー

ーー(リリコの熱い想いを知っててんはどうするか・・)ーー

 

*****蔵での、てんと藤吉の会話*****

 

リリコとの話を聞いた藤吉は

すまんな

キースのことも

「礼儀知らずですまん。面倒ばかり起こすけど、キースも悪い奴ちゃうねん。小遣い稼ぎも、俺を元気づけようと思ってしたことやしな」

 

てん「相変わらずお人好しやな藤吉さんは。怪我まで追うたのにまだキースさんを庇うてる」

藤吉「アホやな。でもリリコもキースも俺にとっては大切な家族やから

てん「うちも家族が1番大切や。風太やおトキもみんなうちの兄妹や

 

ーー(家族を大切にする人だというのをお互い知った瞬間。てんドキドキ)ーー

 

片付け途中に手が触れ・・・

ドキドキした様子で

「だいぶようなってきたようどすし、大阪にお戻りになれるんとちゃいますやろか」

慌てて出ていくてんでした。

 

ー(この言葉は心と裏腹だろうけど)ー

ー(ちょっといつまで甘える気ですか?ヒモのようだよ。藤吉はん頑張っておくれやす)ーー

 

*****リリコ、店に現る!*****

 

風太「いきなり店にやってきてなんや?」

リリコ「待ってたら盗られるだけや。あんたも待ってるだけやとなくしてまうで~」

 

リリコは蔵に藤吉がいることを儀兵衛にばらしに来ました。

 

「てん!てん!」

儀兵衛が大声でてんを探す声がとどろき渡ります!

「番頭はん、蔵のカギ持って来い!」

 

ーー(事件です!事件です!藤吉、キース、逃げて!)ーー

 

*****逃げるどころか*****

 

藤吉は、暢気に昼寝。

キースが必死で起こすが全く起きない

 

藤吉は、とうとうギョロ目の鬼さんに見つかってしまいました!!

胸ぐらをつかまれて、睨まれています!!

 

ーー(なんで危機感ゼロかなあ)ーー

ー(藤吉よ、ココまで来たら覚悟せよ。君の味方は一気に減ったと思え)ー

ーー(こんな男に、娘はやれまへん!!←私の怒り。てんを娘と思ってる?)ー

 

今日はここまで。第16話へつづく→


 

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