わろてんか(21)てんVS楓「商い勝負」
2017年10月25日 第4週『始末屋ごりょんさん』第21話
こんにちは~ラックです!
寒くなってきましたね~お鍋の恋しい季節です。
さて今日は週半ばの水曜日。あと半分あるけど元気出して頑張ろ~!
今日の『わろてんか』は゛商い合戦”ですよ~いじめのシーンは嫌だけど 〝嫁を目指して真剣勝負!”なら楽しく見られるかな。
昨日のおさらいです。
《第20話のおはなし》
●女中初日、寝過ごし、さっさと着替えて動くように女中頭に言われてしまう。
●雑巾がけ、拭き掃除、蜘蛛の巣取り、洗濯、食事準備、懸命に頑張るてん。洗濯で手が真っ赤になる。
●藤岡屋の女中トキが、母しずの計らいで『北村屋』の女中として訪れる。
●てんは、臭い漬物樽に生姜を入れたり干したりして臭い取りを試み、奉公人の間に笑いを生んだりしながら、少しずつ馴染んでいく。
●てんは、辛い女中生活の中でも藤吉郎と話すことで元気を出す。
●楓は、あちこちで笑っているてんに、「媚びていやらしい」ときつく言う。
●藤吉郎は、楓本人に結婚するつもりはないとハッキリ言う。
●母啄子は、藤吉郎の想いを聞き「どちらが嫁にふさわしいか、商い合戦をする」と決心。
いよいよ、嫁取り合戦開始!
とうざいとうざい~
真剣勝負のはじまり、はじまり~~~!!
第21話 てんVS楓「商い勝負」の巻
番頭「若旦さんが、法外な値段で古米や外米をようけ(沢山)買わされてしまいましたんや」
****藤吉郎の失敗****
番頭又吉が、ごりょんさん(啄子)に報告。
謝る藤吉郎。
啄子「ええ機会や。
嫁候補2人に売りさばいてもらいまひょ。内助の功で、店と藤吉郎を助けられるか、試験や」
《試験1:精米》
ごりょんさん「しっかり踏みや!」
2人「へえ!」
お互い負けじと踏んで精米に精を出す。
《試験2:古米売りさばき》
てん:はちまきに、拡声器(メガホン)姿で、
「お米~安いお米どうですか?勉強
「させてもらいます~」
客、素通り。
楓:店前で動かず、購入の客に落ち着いて対応。
全く売れる気配のないてんに、客の気持ちがわかっていないと啄子は言いました。おまけに、身なりについてもダメ出しします。
「汚い身なりに、疲れた顔。曲げも乱れているし、あかぎれの手を見て客が買いたいと思うのか」
てんは、思わず店の中に走っていきました。
啄子「もう降参かいな?」
楓「泣いてるんとちゃいます?」
ーー(意地悪な楓。いけずな女。)ーー
****てんの作戦・反逆****
女中部屋に戻り、悲しい表情のてん。
何かを考えている様子。。。
再び、合戦場へ参戦!!
啄子「なんや、急に顔色ようなったような」
てん「頬に紅さして、手もこうやって。元気に見えますやろ(笑顔)!」
ちょっとやられた感ありの啄子。
啄子「ほな、おきばりやす!」
てん「へえ!」
****楓の先勝か?****
●てんは、釣り銭を間違える。
●「まけて」といわれて「それはちょっと・・」と困り顔。
VS
一方楓は・・・
●「清水の舞台から飛び降りたつもりで」と値引きを提案。「でも内緒でっせ」と商談成立。
●客は嬉しそう。
●「これが大阪の商いや」とドヤ顔する。
**どうしたら売れるかトキに相談**
‟古米は手を加える”にヒントを得たてんは
なんと、しょうゆ餅レシピ考案!
店頭、てんの周りには客がいっぱい。
「お母ちゃんこれ作って!」
「ええなぁ、じゃあ1升」
「ほな、ワシは5升おくれ」
と古米は売り切れました。
楓は見ているだけです。
****次は外米対決****
てんはトキに相談していた時、常連のインド人のお客が来て、てんはひらめいた!
「待っとくれやす~」
追いかけて、頼んだようです。
カレーを作り、店頭で試食してもらいました。またまた、人だかりに!
「カレーには、サラサラの外米が美味しいですよ~インド人直伝のカレーです」
「ホンマや、サラサラの米が合うわ!」
そして、外米の売りさばきにも成功しました。てんの圧勝ですね!
店内では奉公人もカレーを食べ「美味しい!美味しい!」と皆絶賛!!
****ごりょんさん登場!****
‟客に振舞った材料費、計算に入れてるのか?”とてんに詰め寄るも「まあ、ええわ。こっち来なさい」
啄子は、船場の商人が『始末・才覚・算用』を重んじ、『北村屋の家訓』でもあると、本当の意味を話し始めました。
【始末とは】
●始末とは、節約の事ではない。
●無駄な出費をせず、使うべき時に思い切り行き銭を使う事。
【才覚とは】
●どこに商機があるか見極め、誰もやらないことをやること。
●てんがした、餅だんごやカレーの事だ。
【算用とは】
●計算することではなく、帳尻を合わせる事。
●「損して得取れ」という事。
始末とケチはちがう。
これが、始末の極意や!!
この勝負、あんたの勝ちや!!
ーー(やったね、てん)ーー
「あーもう~なんで極意教えてしもたんやろか~~」
啄子は、1人でつぶやきました。
ーー(てんって凄いな・・って思ったんでしょ。素直じゃないねえ)ーー
****藤吉郎、そろばんを叩く****
楓「損の埋め合わせをあの子がしてくれたのに、なんでそんな落ち込んではりますの?」
藤吉郎「なんや、ふがいのうて」
楓「うちを選んでください!
やっぱり、惚れた腫れたのおなごは船場には向きまへん!」
藤吉郎「いや、そんなこと・・」
ーー(負けたのに、どこまでもしつこい女。凄いなーごりょんさんになるってそんなに凄いことなんかなあ)ーー
****大阪にこの男が****
うどんをすすっているのは・・・
風太ではないですか。
「配達に来たんや、明日仕事が終わってから、ちょっと寄って帰ろうかな」と店のおじさんに言ってます。
ーー(てんが気になって仕方ないよね~会いに行くよね~絶対。風太けなげだなあ)ーー
さあ、勝負はてんに軍配が上がったはずなのに、諦めていない様子の楓。
啄子は、てんを嫁にすると言うのでしょうか?
まだまだ心配なおてんちゃんであります。
今日はここまで。第22話へつづく→