わろてんか(22)ごりょんさんの決断
2017年10月26日 第4週『始末屋ごりょんさん』第22話
こんにちは~ラックです!
今日は台風後久しぶりの天気です。
洗濯物、お仕事、はかどりますように!
では昨日のおさらいです~
《第21話のおはなし》
●買い付け新米の藤吉郎は『古米と外米を高値で買わされた』事で、番頭は頭を悩ませている。
●啄子は『古米と外米を売りさばく』ように提案。
●てんと楓の『商い合戦』、出だしは楓が優勢。
●全く売れないてんは『古米は一工夫が要る』というトキの言葉にヒントを得、『しょうゆ団子』の試食販売を思いつく。どんどん売れ、古米は完売。
●『外米』は、常連客のインド人に相談。手伝ってもらい、『カレーの実演販売』を試みる。こちらも大当たり!完売できる。
●そんなてんに啄子は『始末・才覚・算用』の本当の意味をてんに話して聞かし、「この勝負はあんたの勝ちや」と言う。
●藤吉郎は、自分を不甲斐なく思い落ち込む。
●楓は、そんな藤吉郎に「(嫁にするのを)自分に決めてほしい」と言う。
●京都から風太が来る。配達の翌日、てんの元に寄るつもりか?
先週土曜日の予告で、風太が藤吉郎を殴っていた場面があったから、きっと風太が店に寄って実情を知って怒るんだよね?
では、22話はじまり~~~
第22話「ごりょんさんの決断」の巻
****ヤル気になった藤吉郎****
早朝、朝食の準備をしている頃、藤吉郎が出かける支度をしていました。
てんが声をかけると、
「北国の美味い米を直接買い付けに行って来る」とのこと。
てんはとっておきの笑顔で「おきばりやす!!」と送り出しました。
**てんとトキ、米俵を手押し車に積む**
てんは「ごりょんさんになるには、1に健康、2に体力やそうや」とトキに言いながら、米俵を運ぶ2人。
一方、ごりょんさん(啄子)と楓は2人でお出かけ。
啄子「それが終わったら、常得意さん百と三十八軒、付け届けに行ってもらいまひょ」
「知り合いがアメリカから帰ってきたから会うて来ます。楓さん、帰りになんぞ美味しいもんでも食べまひょ」
楓「へえ」
意地悪そうな笑みを浮かべています。
ーー(勝負に負けたのになんで楓が居るのか?意地悪な笑み、上手いけど~2人とも腹立つ~)ーー
****風太訪問****
驚き3連発!
●「さっきのは、藤吉郎さんのお母様といい名づけさんや」と聞き、風太驚く。
●てんの手のあかぎれを見ても驚く。
●狭い女中部屋にいることを知り、更に驚く。
「京都に一緒に帰ろう」と誘うが、てんは笑顔でこう言うのでした。
●自分が帰ったら藤吉郎さんは1人になる。
●おとうはんに敷居を二度とまたぐなと言われたし。
●この家のみなにもわろてほしいんや。
風太はそれを聞いて、何も言えなくなりました。
悲しく、切ない・・そんな表情でただただ聞いている風太でありました。
ーー(濱田岳という俳優は、切ない表情が上手い役者さんだと思います。てんの心の中には、もう藤吉郎しかいないというのを目の当たりにし、本当に悲しかっただろうな・・切ない恋心)ーー
ーー(しかし、てんは全く気付かないんだね、風太の恋心。)ーー
**藤吉郎の姉頼子、何してる?**
頼子「あーもうびっくりさせんとってよ~」
仏間で何かを探す頼子。怪しい動き。
「お父ちゃんがうちに遺してくれたものを取りに来たんや」
ーー(絶対ウソやろ)ーー
頼子は、母啄子と父とのことをてんに話し始めました。
●啄子は父を嫌いだったこと。
●父は何の役にも立たへんボンクラやと言っていたこと。
●啄子は、行商人の子、食べるもんもなく食べるのに苦労したこと。
●才覚だけはあったからこの店を取り仕切ってきたこと。
頼子「教えたったんやから、この事黙っといてな」
ーー(ほら!持って帰ったらアカンもん持ってったね。ドロボー)ーー
****米持って藤吉郎帰宅****
風太が現れ、藤吉郎を殴る。
「てんを守れんのはボンクラや!」
騒ぎに駆け付けた啄子。
「この子にはええとこもぎょうさん(沢山)あります。学校の成績も良かったし、算術も得意。顔もええ、背も高い。何より優しい!」
ーー(わざと?顔と背を持ち出すって・・風太に失礼!)ーー
落ち着いた声で藤吉郎は話す。
「約束したん覚えてるか?」
風太「一生笑わせる、ってやつか」
藤吉郎「俺は男の約束は命を懸けてするもんやと思う。もし、違えた時は、好きにせえ」
おてんちゃんは、命に代えても、幸せにする!
ーー(出ました!本日の名言!)ーー
啄子はその言葉を聞いて、胸を押さえて倒れ込みました。
ーー(啄子は本当の愛を知らないもんね。息子は、自分の命よりあの女が大事なのかと知った瞬間。溺愛してるからショックだったよね母としては。)ーー
てん「どうか帰っておくれやす」
笑顔で風太にお礼と別れを告げるてん。
一同、何も言えない。
****てんと藤吉郎****
藤吉郎「苦労ばっかりかけてすまんな」
てん「藤吉郎さんが一人前になるまで支えるのが、うちの務めやと思うてます」
藤吉「強うなったな」
てん「ごりょんさんの厳しいお仕込みのお陰どす」
ーー(ポジティブ思考のてん、何事も前向きに考えるという事の大切さを、ドラマから学んだ気がする)ーー
****憤る楓を見つめる啄子****
「なんやの、あれ!」
楓は、憤るも、泣いている?
悔しいのか腹が立ったのか?
筆を取り、何かを書いている。
その様子を、啄子が見てしまったが、隠れて眺めています。
一体、何を感じ、何を思っているのか?
そもそも、何を言いに、楓の部屋に訪れたのか?
明日以降、わかるんでしょうね。
****うそーもう判明****
てんがりんの手紙を読んでいます。
手紙には、祝言の日取りが決まったこと、お婿さんと二人で支え合っていく決意、てんが恋しい・・・などと書かれていました。
ほっこりしているときに、啄子が現れます。
「ようやく、うちの心も決まった」
「一日も早う、藤吉郎と楓さんの祝言を挙げます」
「それでもいたいなら、
楓さん付きの女中になるしかないな」
ーー(なになに?どこまでイケズなん?)ーー
ーー(自分が愛のない結婚やったから?)ーー
昔はこんなことが日常茶飯事だったんでしょうか?
もう、藤吉郎、心を決めるしかないんじゃない?
てんを命に代えて守るって言っちゃったし。
今日はここまで。第23話へつづく→