わろてんか(28)ごりょんさんの商人魂「最後の一粒まで諦めまへん」

2017年11月2日 第5 週『笑いを商売に』第28話

 

こんにちは~ラックです!

ご訪問ありがとうございます。

今日も見ましたよ『わろてんか』

賛否両論あるみたいですが、ま、役者さんは一生懸命演じてくれてる訳だし、いいとこ探して、今日も楽しもうではないか!!

と言いつつ、途中ボヤいたらごめんなさいね~

 

さ、昨日のおさらいを!

 


《第27話のおはなし》

 

●地券を手にした藤吉郎は・・・『電気髪結い機』を購入していた!土地と家を担保に!

●電髪を試す吉蔵ですが、イカサマもの(偽物)だったようで、煙が上がりヒューズが飛びました。

●在庫は1000個もあるので、藤吉郎は真っ青になる。

●その日から藤吉郎は、帰らなくなる。

●奉公人たちは、全員暇をもらい、出ていく。

●てんは、船場中を探して回り、万丈目といるかもという情報を得、『万万亭』を訪ねる。

●てんが北村屋から来たのがわかると、吉蔵は藤吉郎のことは知らない、とてんを慌てて帰らせようとする。

●吉蔵の跡をコッソリ尾行すると、藤吉郎がいた。

●上半身裸の藤吉郎にリリコに薬を塗る姿に焼きもち焼いたてんは、中に入る。

●帰れない事情を聞き、てんも一緒にキースの帰りを待つことにする。

●「帰れない事情=キースは騙したのに逃げた。詳細を聞かないと帰れない」

●『北村屋』に金貸し屋の男が来る。

●『藤吉郎が家と土地を担保に借金した』事を知った啄子。

●ちょうどキースが忘れ物を取りに戻り、藤吉郎が追いかけている時、啄子が乗り込んでくる。

●キースが持っていた刀を抜き、藤吉郎に「成敗したる」と振り上げる。

 

父の借金あるのにダブル借金。

従業員も居なくなって店は危ない。

ボンクラ息子を成敗したくもなりますね。

 

でも怖いから、母ちゃん刀はしまって~

 

さて、今日はどうなる?

 

第28話「ごりょんさんの商人魂 ‟最後の一粒まで諦めまへん”」の巻

 

**啄子、その刀どうするの?**

 

「お母ちゃんが成敗したる!」

 

たった一人で守り抜いたのれんが、今にも消えそうなのが見えてきました。

啄子は、辛く悲しい。

何よりも、父親と同じ借金を作った息子が情けない。

色んな想いがあったことでしょう。

成敗できるものなら、成敗したい。

もう、啄子はどうでもよくなっていた精神状態だったのかもしれませんね。

 

 

****ここから時代劇はいりますよ~そのおつもりで****

 

吉蔵「殿!殿中でござる、殿中でござる~」

 

(忠臣蔵の名セリフだそうで。)

(要するに「城の中ですよ。落ち着いてください」と、切腹しようとした武士を引き留めるときに使われた台詞です)

 

吉蔵「殿、乱心なされたか。おののかた、お出合いそうらえ~」

聴衆「お出合いそうらえ~~」

 

啄子「覚悟~」

藤吉郎避ける

 

啄子「あーーーー」

藤吉郎避ける

 

聴衆「よっ日本一!!」

拍手大喝采!

 

啄子が振り返ると、大勢の聴衆が。

 

「なんやのん、コレ?」

 

ーー(「なんやのんコレ」はこちらの台詞でございますよ)ーー

ーー(全く関係ないけれど、聴衆の一番前にいたおじさんが、将棋界のひふみん(加藤一二三)に見えたのは私だけでしょうか)ーー

 

 

****藤吉郎、頭を下げる****

 

ーー(てんまで頭を下げてるのはなんでかな?てんはなんも悪いことしてないし、逆にてんに頭さげなあかんのちゃうんかな?ホンマもう・・・)ーー

 

啄子「業者に返金してもらうことはできひんの?」

藤吉郎「契約書はここにあるんやが」

 

全て英語・・・

 

啄子は「ようこんなもんで(契約したな)」

「あっ・・・」

「腰だけやのうて、胸まで苦しゅうなってきたわ」

 

ーー(親不孝息子。母さん可哀そう)ーー

 

 

****寝込んだ啄子からてんへ****

 

てんが薬を持ってくると、啄子は話し始めました。

 

「あんた、京都に帰り」

 

ーー(てんに苦労させたくないという、啄子が発した愛ある気持ちが詰まってる一言かな。)ーー

ーー(イケズキャラの精一杯の愛に、ちょっとほっこり)ーー

 

 

なのに、帰る気はないと言うてん。

「困ったおなごやな」

 

「あんたも、貧乏くじ引いたな」

「ホンマ、あのアホンダラ」

 

ーー(さりげなく「あんた」って言ったけど、啄子自身も貧乏くじだったもんね)ーー

 

 

****藤吉の幼少期のおはなし***

 

啄子は、小さい頃に藤吉郎を寄席に連れて行ったのがアカンかったんかな…と言いました。

 

●藤吉郎の父親を探し歩き疲れ果て、「もうこのまま川に飛び込もうか」と心中まで考えていたという。

●藤吉郎が「お母ちゃんコレ見たい」と寄席を指さしたのがきっかけで寄席に入ることになった。

●「親子水入らずもこれが最後か」と思い、寄席で大笑いしたという。

 

ーー(お姉ちゃんは残して2人で心中?)ーー

ーー(寄席が悪い、みたいに言ってるけれど、幼少から商いをしっかり学ばせて、お笑いは趣味で終わるように教育しなかったのもいけないんじゃないのかなあ・・・)ーー

ーー(1人で店を切り盛りしてたら、育児にまで目が行き届かないか・・厳しいこと言ってごりょんさんすみません)ーー

 

 

****出ましたよ~栞様!****

 

てんは、栞に『契約書』を見てもらっています。

貿易してるから、英語はばっちりですね。

 

栞「契約書に問題はないな、訴えても無駄だ」

てん「泣き寝入りせえちゅうことですか?」

栞「粗悪品を確認せずに契約した方が悪い」

「西洋の髪形を真似るのは日本ではまだ早い。目の付け所は良かったが」(←話の途中)

てん「ようわかりました」

 

ーー(ちょっと待った~おてんちゃんに一言!人の話は最後まで聞きましょう)ーー

ーー(勝手に訪ねてきて、契約書が正しい、訴えられない、というのが分かったら帰るの?失礼でしょ。相手が栞様だからじゃなくて、常識としてね)ーー

 

 

****栞、てんを引き留める****

 

「待ちなさい」

「このままあの男と一緒にいるつもりか?」

「キミは(藤吉郎と)一緒にいる方が幸せになれると思ったからあのとき僕は・・・」

 

ーー(「身を引いたんだ」と?)ーー

 

てん「うちは間違うたとは思ってません」

ーー(=「私はこれでも幸せです」てことかな)ーー

 

栞「僕は、いつでも待ってるよ」

ニコッと笑顔。

 

ーー(出ました!本日の名言)ーー

ーー(一生さん待ちのファンの期待を裏切りませんねえ~)ーー

ーー(暗い話が振っとぶ~)ーー

 

 

****最後の一粒まで****

 

溜息をつきながらてんが店に戻ると、啄子は手押し車に米を積んでいます。

「店にある米を全部売って、お金にするんや」

 

「わては、最後の一粒まで諦めまへんで!」

 

ー(ごりょんさん商人魂カッコええ)-

 

藤吉郎「ほな、俺が行く」

てん「うちも」

藤吉郎「おてんちゃんは店番しとって。俺は一人で売ってくる」

 

啄子もてんも一縷の望みを持った目で見てますよ~頑張れ藤吉郎。

 

藤吉郎は頑張りますが、町の流れは『味より安さ』

ほんの少ししか現金化できませんでした。

 

ーー(厳しいこと言いますが・・・)

(今まであんなに売り歩いてお金にできなかったのに、より危機な今、「なんで自分なら売れる」と思うのかな?)

(古米・外米を売り捌いたおてんちゃんが一緒の方が売れると思う。才覚あるよねてんの方が。)ーー

 

 

****金貸し来る****

 

・利息だけでも払ってほしい。

・できないなら、差し押さえってことで。

 

その言葉に、啄子は言いました。

 

「わてを殺しなはれ。この店奪うってことは、わての命を奪うちゅうことや」

金貸し「そこ、のきなはれ」

啄子「わては一歩も動きまへんで。それでもていうなら、さあ、殺しなはれ!」

 

何を思ったか、藤吉郎が包丁を持ってくる。

 

藤吉郎「もう、いっそのこと、この家壊して・・・・」

 

ーー(壊して、どうするの?自暴自棄になったらあかんよ。落ち着いて!)ーー

ーー(刀に始まり、包丁で終わるって怖い。幼稚園に行く前の子どもたちも見てるから影響も考えて欲しいかなぁ)ーー

ーー(苦しい状況の中にも、明日は何とか、いい展開が待っていますようにと祈るばかりです)ーー

 

最後にちょっとほっこりして終わろうかな。

 

本日の名言

 

僕は、いつでも待ってるよ by 栞 

 

最後の一粒まで諦めまへん by 啄子

 

今日はここまで。第29話へつづく→



 

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