わろてんか(30)笑いを商売に!実現に向けて第一歩
2017年11月4日 第5 週『笑いを商売に』第30話
こんにちは~ラックです!
ご訪問ありがとうございます。
なのに、この週末は、地域の文化祭に出店するため(月1参加の料理教室)、商品作りと店番に追われてしまい、レビューが大変遅くなってしまいました。
来週は、毎日更新頑張ります!
いよいよ、北村屋も店じまいが近づいてきて、新たな展開になりそうな予感!
のれんを守ることだけを目標にしてきた啄子は、一体どう切り替えていくのか気になります。
てんと藤吉郎の未来は一体どうなるのかも気になりますね。
では、昨日のおさらいから!
《第29話のおはなし》
●金貸し屋が訪れ、すぐに取り壊すと言う。
●啄子は「自分の命よりも柱の方が大切」だと言い、柱から離れないと宣言する。
●藤吉郎は、包丁を持ってきて啄子に振りかざす。
●金貸し屋は「そこまでしなくても。金は待つ」と去る。
●藤吉郎は「今のは芝居。驚かせてすまん」と言うが、啄子は「本当は振り下ろしたかったんじゃないのか?」と藤吉郎に尋ねる。
●藤吉郎は、本当の気持ちを語り始める。
・この家も母も嫌いだった
・笑顔のない食卓は面白くなかった
・子どもの頃、一生懸命笑わせようと芸をしたら「くだらない事をするな」と叱られた
・褒められたことは一度もなかった
・認めてほしくて、電髪の一発勝負をしたんだ
・結局、何もできなかった
●啄子は、藤吉郎の気持ちを知り、無言で何かを感じ取りながら聞いていた。
●藤吉郎は「最後の一粒まで売る」と宣言し、てんも一緒に売り切ることができた。
●万万亭で偶然ネタ決めや芸を見て、楽しそうに笑う藤吉郎を見たてんは、ある決意をする。
●店に戻った藤吉郎は、啄子に最後の仕事(最後の一粒まで売る)が終わったことを報告する。
●藤吉郎は、てんに別れを告げるつもりで「里に帰るように」言う。
●それを聞いたてんはある決意を告白。
●「うちがあんさんと結婚したげます!」
●「笑いを商売にしたらどうですか?」という提案をするてんに、藤吉郎は驚く
てんの逆プロポーズだけでも驚きなのに、笑いを商売にしたら?と提案されビックリの藤吉郎。
見ていてドキドキする場面、ほっこりする場面、嬉しくなる場面・・・あり、見応えある日でした。
さあ、プロポーズを受けた藤吉郎はどんな決断をするのか?啄子は?家は?
・・・楽しみに見てみたいと思います!
第30話「笑いを商売に!実現へ向けて第一歩」の巻
****笑いを商売に****
「笑いを商売に?」
藤吉郎はてんの提案に驚いています。
うちらが寄席をやるんです!!
藤吉郎は心配なことがいっぱい。
でも、てんはヤル気でいっぱい。
てん「世の中には、笑いが必要な人がぎょうさん(沢山)おるんちゃうかと思うんです」
誰もが気楽に笑える寄席を作ったらどうですやろ。
裸一貫の今やからこそできるんとちゃいますか?
****啄子にお願いする****
「寄席をやりたいんです」
てんは、啄子に一生懸命頼みました。
気持ちをぶつけてみました。
「ごりょんさんに、諦めない気持ちを学ばせていただきました」
「勝負してみたいんです」
啄子は、商いを甘く見るんじゃない!
藤吉郎に対して、
「こんなアホな話、真に受けてるんちゃうやろな?どうなんや!!」
バンッと畳を叩き、気持ちを確かめます。
藤吉郎は、笑わせたいという気持ちは誰にも負けない・・・
「身も心も捧げてみたい。お母ちゃんがこの店にしてきたように」
ーー(これを言われるとグッときますね。息子はちゃんを母の背中を見ていたんだと証明してる。道は違うが熱い想いは同じ)ーー
でも、すんなりいかないのが母啄子。
「わては、認めまへんで!」
ーー(ま、すぐに認めるとは言えないか)ーー
***『北村屋』さようなら***
啄子は、土地と家を手放す決意をしました。
書類に印鑑を押し、夫と息子の借金を全て返済しました。
残った中から「引っ越し代と当面の生活費」を藤吉郎に渡してくれました。
****トキとの別れ****
トキ「うちは帰りまへんえ、おてん様とずっと一緒に行きたいです」
てん「あんたがいると食いぶちが増えて迷惑や」
ーー(帰りやすくしてあげる、てんの優しさに感動)ーー
『藤岡しず様』
母宛ての手紙を渡す。
トキの事を頼むと書いておいたとの事。
どこまでも優しいてん。
「ずっと一緒にいてくれてありがとえ。おトキが大好きや」
トキは悲しくて涙があふれ、嗚咽しています。
ーー(トキ役の徳永えりが上手。表情もいいし。感情表現が豊かでグッとくる~)ーー
ーー(私、ちょっとホロッとなりました)ーー
****家族水入らずの食卓****
啄子「なんやこの贅沢なおかずは?朔日でも15日でもないのに」
てん「最後の晩ご飯や、思いまして」
〔おかず説明〕
・めざし2尾
・味噌汁(かぶのような白い実と緑の菜っ葉)
・だしのイリコ、干し椎茸、高野豆腐、人参の煮物
・沢庵2枚
ーー(きちんと腹が出されためざし、頭と腹が出してあるイリコ。とっても丁寧な料理を出しているのはさすがお嬢様。嫁入り修業しっかりしてますねえ~)ーー
「うちがおっても大丈夫か?」
2度と来ない!と豪語したはずの姉がいます。
啄子「誰が勝手に呼んだんか知らんけど~あんたの料理まであるみたいやさかい」
ーー(もう、こんな時までイケズ言わんでええやん~もう素直におなり!)ーー
藤吉郎「家族でご飯食べるの何年振りやろ?」
頼子「お母ちゃんが、藤吉郎藤吉郎ばっかり言うから焼きもち焼いてたでけかもしれん。イケズばっかりしてしもた」
てん「どんないけずですか?」
頼子「おむすびに唐辛子入れたり、布団に蛇入れたり」
てん「そんな事しはったんですか」
笑いが起こる
てん「家族ってええもんやなあ」
ーー(きっと一同、そうやなあと思った瞬間。家族は、喧嘩してても、いつのまにか仲直りしてる)ーー
その後、これからの事を心配する頼子に、啄子は
「里に帰らせてもらいます」と。
藤吉郎「里はないやん、皆墓の中やん」
啄子「寄席をやるような輩といるよりましや」
すかさずてんは、
「ごりょんさん、うちらと一緒に行きませんか?貧乏暮らしは大勢の方が楽しそうです!」
啄子「大体あんたら住む場所も決まってへんのやろ?」
ーー(あれ?あんたら、って言った。なんやかんや言うて認めてるんやん)ーー
とそこへ、万丈目吉蔵が
「ボン!ええ家が見つかりましたで!」
**『北村屋』本当に最後の日**
啄子は、特別な気持ちでこの日を迎えました。
柱を拭き、額縁を拭き、ご挨拶。
「本当に申し訳ごわりませんでした」
何度もお詫びを言って頭を下げていました。
『北村屋』ののれんを外し、畳みました。
ーー(もう、2度とこののれんをかける日はないんだな、身を切られるような辛い瞬間かな、ごりょんさん)ーー
***てん、北村屋にご挨拶***
「短い間でしたが、多くの事を学ばせてもらいました」
そして、啄子に言いました。
「ごりょんさん、北村屋のごりょんさん修業をさせてくれませんか?鍛えてほしいんです」
啄子「ごりょんさんになりたいんか?女中の時よりもっともっと厳しい修業やで」
てん「守ってきはった『北村屋』の名をうちらが蘇らせてみせます」
啄子「そうか、大阪中にとどろかせるのをこの目でちゃんと見届けるまで、居座らせてもらいます!!」
ーー(やったね、てん!)ーー
啄子「あ、まだ触ったらあかん。まだ嫁と認めた訳ちゃうで」
ーー(えーっもうええやんか。早よ認めたれ~)ーー
****新居は?****
なんと、なんと。。。
売れない芸人達の、芸人長屋でした!
ーー(ちょっと出会いが悪いね、新居に先に入って酒盛りとか・・・変な格好でうろうろするとか・・・ごりょんさんの前で下品すぎるよね)ーー
さあーーーーて、どうなるどうなる?
ごりょんさん節は来週も出るのか?
楽しみなような~
怖いような~
でも、芸を見て、すんなり笑っていたら啄子じゃないいし。
やっぱ、色々怒ってもらいましょうかね。
啄子さん節、楽しみにしていまーす!!
来週のわろてんか、チラ見
来週は、久々に京都の父と母が出てくるようですね。
儀兵衛さんは、てんの新情報にまた怒るのだろうか?
「何を血迷ったことを」
って、チラッと言ってましたよ、怖い顔で。
「触ったらあかん」って言われてたのに、てんを抱っこして、クルクル回り「これが俺らの寄席かあ」って喜んでましたよ~ごりょんさんに怒られる!!
内場勝則登場!!
「そんなに寄席やりたいんか?」
っておてんちゃんにきいてました。
どうなるどうなる?!
今日はここまで。第31話へつづく→