わろてんか(36)ふたりの夢の寄席、手に入れる

2017年月日 第6週『ふたりの夢の寄席』 第36話

 

こんにちは~ラックです!

ご訪問ありがとうございます。

 

毎回、手に入る!と思っては邪魔が入る。

いつになったら手に入んねん~~

ハラハラして終わる日々。

今日こそは、手に入るやろ、絶対!

 

では、昨日のお話をどうぞ!

 


《第35話のおはなし》

 

●亀井は、てんと藤吉郎に寄席を譲る決意をし、鍵を開けてくれた。

●2人は、決意を新たにする。

●啄子は「寄席はあかん」と認めてくれない。

●芸人仲間も説得をするが、だんまりを続ける啄子。

●早朝1人で寄席小屋を見に行った啄子は、そこが昔藤吉郎と初めて行った寄席であることに気づく。

●啄子を追った2人は、思い出の寄席であることを知る。

●母を想う頃の藤吉郎の気持ちを知り、啄子の気持ちが変わる。

●笑いが自分を救ったことを知った啄子は、2人を応援する決意をする。

●「儲かる芸人を集めなあかんな」と許可してくれた。

●直後、寺ギンと言う寄席の元締め『太夫元』が現れ、500円で亀井の寄席を買いたいと言い出した。

●「3日後までに500円払ったら、2人の物にしてやる」と亀井は言う。

●てんはある決意をし、藤岡屋にやって来たのだった。

 

『2度と敷居は股がない』と言ったてんが、藤岡屋にやって来た。

何としても、このチャンスを逃すわけにはいかないのだ。

 

ーー(必死の思いのてんが、凄い。

でも、500万なんて大金、すぐに出せるのか?

藤岡屋は洋薬やに転じて、もうそんなに持ち直したのか?)--

 

儀兵衛さんは、どうするかが見ものの今日です!

 

第36話「ふたりの夢の寄席、手に入れる」の巻

 

てんは藤岡屋の前に立っています。

母しず「帰りなさい。あんたの覚悟はそんなもんどしたんか?」

てん「いえ、娘としてではなく、商人として来ました」

 

 

娘としてではなく、商人として?

 

 

「藤岡屋儀兵衛です、どなたさんですやろ?」

「大阪の北村屋から来ましたてんと申します」

 

儀兵衛「今日はどういったご用件で?」

てん「500円を貸していただけませんやろか?」

儀兵衛「何を血迷ったことを」

 

米問屋を潰した上に、金の無心をさせるとは、藤吉とはなんという男だ。

という父に、てんは自分で勝手に来たんだと言いました。

 

てん「2人で寄席をやりたいんです」

 

儀兵衛「折角やけど、この借金の話はお断りさせてもらいます」

 

藤吉郎、到着

 

きちんとした身なりで来ました。

ご挨拶もきちんとできます、そこはさすが老舗のボン。

 

「てんに、再び実家の敷居をまたがせたんは、私の不徳の致すところでございます。申し訳ありません。連れて帰ります」

深々と頭を下げました。

 

てん「あの小屋、ほかの人に渡ってしまいます」

藤吉郎「そういう事やない、小屋はまた必ず手に入れる。」

「約束を違えるようなことはすな(するな)!」

 

てん「へえ」

2人「お騒がせしてすんませんでした」

頭を下げる。

 

儀兵衛の顔、少しショックを受けているのか、驚いているのか。

 

てんは、この男のいう事ならちゃんと聞くんや

 

そんな顔をしていました。

2人の間には確たる絆があるのだと思い知らされた瞬間だったのかもしれません。

父としては辛い場面。

 

祖母の言葉で

 

ハツ「その寄席とやらは儲かるんどすか?」

藤吉郎「儲かります、と言いたいとこですが、正直わかりません。でも、2人で手を携えてやれば芸人さんもお客さんも幸せな気持ちになれる、そう信じてます」

 

ハツ「ほな、しゃあないなあ,なんぞの足しに」と髪飾りを抜いて渡そうとしました。

ーー(え、ソレ、そんなにお高いの??いくらか知りたくなってしまった私は恥ずかしい人です)--

 

儀兵衛「おかあはん!」

溜息をついてしずにいいました。

 

「500円用意せえ!」

 

しず「はい」

きっとそう言うだろうと思っていたんだろう、きりっとした笑顔でいいました。

 

ーー(夫婦とは凄い、ちゃんとわかるんだ)--

 

 

りんと許婿に会う

 

てんは、りんにも会えました。

許婿の『弥兵衛さん』にも会えました。

「りんとこの家のこと、よろしゅうお願いします」と挨拶もできました。

 

「カッコええお人やなあ」

「せやろ」とりん。

「せやろ」とハツ。

ーー(伊能はん熱は、弥兵衛さんにかわったのね、良かった)--

笑いも起きました。

 

儀兵衛に会いに行くてん

 

「お金、ありがとうございました」

 

2人は縁側で話をします。

「娘としてお話させてもろてええですか?」

 

儀兵衛は、言いました。

‟店は、新一の遺志を継いで、りんと婿さんがきっちりやってくれるから、心配しなくてもいい”と。

 

雪が舞ってきました。

儀兵衛「雪の花や」

「寄席で、笑いの花をいっぱい咲かせるんや」

「その寄席で、ワシを思いっきり笑わせてくれるか?」

 

てん「はい、約束します」

指切りげんまんしようとしたてんに

「アホ、誰がそんな事するか!」

ーー(どこまでも素直じゃない儀兵衛さん。心の中で指切りげんまんした頑固な父。親子の絆っていいなと感動。やっぱり遠藤憲一って心にグッとくるな)--

 

儀兵衛は聞きました。

「てん、毎日わろてるか?」

 

てん「はい、わろて生きてます」

 

微笑む父。

微笑み返す娘。

それを離れたところで見守る母。

 

ーー(とってもとっても心が温かくなった場面。家族っていいな。笑いを求めるドラマの中にある優しさを見逃さないようにしよう・・自分もこんな家族でありたい、と思ったラックです)--

 

大阪・亀井さんと

 

亀井「こんなど素人の2人が席主になるんやもんな。でも、せやからこそ、この小屋に新しい風が吹くかもしれん

 

2人「俺らの寄席やな」

 

そこに通ったリリコ。

「こんな寄席出ぇへんで。東京行って、一流芸人になってみせるわ!」

さすがリリコです。

 

2人「負けてられへんな!」

 

ーー(新しい風を吹かせておくれ!応援してます)--

 

来週、チラ見

 

『風鳥亭、羽ばたく』

ーー(名前は‟風鳥亭”なんや)--

 

●伊能栞「そんな甘い考えでおてんさんを幸せに出来ると思ってるのか?」藤吉郎に食ってかかってます?まだてんのこと好きなの?

●芸人何人かが舞台に出てる。嫁争いした許嫁だった楓さんも出る?

●啄子からてんへ「あんたの仕事は、藤吉郎の手綱を締めて、寄席を繁盛させることや」

●「あんたんとこの小屋の色は、なんや?」

●てん「うちがこの寄席、守ってみせます!」

 

寄席が開業するのは間違いなくて、お客さんも入ってる様子。でも、てんわわんやな感じ。儲かるにはまだまだ‥と言う感じの1週間の予想。

とにかく、若い2人に頑張って欲しい気持ちです~

 

来週も一緒に『わろてんか~』

 

今日はここまで。第37話へつづく→


 

Follow me!