わろてんか(37)『鳥』が寄席の名前のキーワード

2017年11月13日 第7週『風鳥亭、羽ばたく』 第37話

 

こんにちは~ラックです!

ご訪問ありがとうございます。

 

寄席をGet出来そうな気配。

「ええぞええぞ」と思った矢先、

「なんでやね~ん」

とツッコミたくなるようなどんでん返しが!!


 

《第36話のおはなし》

 

●誰にも言わず、京都の実家に来たてん。

「今日は商人として来ました」

●儀兵衛も娘としてではなく、商人としての扱いをし、借金の話は断った。

●てんを追って来た藤吉郎は、約束を破らせてしまったのは自分の至らなさのせいだと両親に詫び、てんを連れて帰ろうとする。

●てんが帰ろうとしない姿を見た藤吉郎は「一度決めた約束を違えるな」とてんを叱る。

●そこへ祖母ハツが現れ、自分のかんざしを「足しにして」を差し出した。

●儀兵衛は、『2人の寄席をしたいという熱い気持ち』と『祖母の応援したい気持ち』に負け、500円を貸す決意をした。

●りんと許婿に会うことができた。

●儀兵衛と‟雪の花”を見ながら‟娘として”話をすることができた。

「寄席で思いっきり笑わしてくれ」「約束します」父と娘は固い約束を交わすのだった。

「毎日わろてるか?」「わろて生きてます」安堵した優しい表情を浮かべる儀兵衛。それを陰から見守る優しい母の表情が心温まるいい場面。

●500円で寄席を手に入れる事が出来た2人。

●通りがかったリリコは、後添いになることはやめ、東京で売れっ子芸人になるんだと、明るい顔をして去って行った。

●「負けてられへんな」手に入れた寄席の前で決意を新たにする2人だった。

 

ーー親はありがたい!!ーー

このドラマは、若い2人だけが成功するのを描いてるのではなく、その為に陰で支えてくれた人たちの事もちゃんと描いているんだと思いました。

「自分たちが成功したのは、親が一番に支えてくれたからこそ」

 

私は、このブログで、そんな見逃しそうなヒューマン的なところも伝えていけたらいいなと、今日切に思ってしまいました。気持ちが伝わってくると、感動するんですよね。

前置き長くなりましたが・・・

 

今日のおはなしも読んで下さいね。

第37話「『鳥』が寄席の名前のキーワード」の巻

 

『薬・北村藤吉郎』

と書いた額を高座に飾りました。

 

「笑い言うんは、人を幸せにする薬やと思うんです」

 

てんは言いました。

京都のおとうはんも言うてましたもんね。

 

芸人仲間が「なんもないんかい~」

と口を揃えて言ったのは・・・寄席に必要なものが何もなかったから!

 

座布団・湯呑・タバコ盆・火鉢・ちょうちん・傘・・・・

なーーーんにもない2人でした。

あーあ、どうするの?

 

啄子ごりょんさんのアドバイス

 

そろばんを叩きながら、てんと藤吉郎は必要な物と数を確認しています。

てん「湯呑は100かなあ」

啄子「200や。湯呑はすぐかける。商いは始めが肝心、万事備えとかなあかん

 

ーー(さすがごりょんさん!)--

 

啄子「お里の借金返すまでは、北村の名の一文字たりとも使わせへん」

 

タダでもらえる!

 

万丈目吉蔵の妻、歌子情報!

「店を閉じる料亭の前に、座布団がぎょうさん(=沢山)あったで。先越されんうちにもらいにいかな!」

ということで、急いでもらってきましたよ、手押し車に乗り切らないくらい!

 

「破れてるの結構あるなあ」

てん「直しますさかい大丈夫!」

「湯呑、どうしようか?」

てん「さっきの料亭の前でいらん湯呑ないか聞いて回ります!」

 

ーー(てんの行動力は凄い!)--

 

 

《タダでGetしたものは?》

●座布団!(てんが修繕)

●湯呑!(てんがGet)

●古い太鼓(岩さんがGet)

 

ーー(今でいうアプリ‟ジモティー”みたいなもんね。昔は譲り合いが結構普通だったんだろうな)ーー

ーー(『ジモティー』とは、地域の中で無料で譲り合うサイトアプリ)--

 

藤吉郎は何してる?

 

『番組』作成に頭を悩ませていました。

『番組』とは?

どんな芸人が、どんな順番で出演するかというプログラムの事。

席主の腕の見せ所なのです。

キース・アサリ・岩さん・万丈目・・・

それぞれ2回ずつ出てもらうとして・・

「上手くいかん」

藤吉郎は困っています。

 

最後のトリに出てもらう『落語家』がいない。

 

落語家見つかった?

 

見つかりましたみつかりました!

『泉屋玄白師匠』ですって!

藤吉郎「うちみたいな端席に出てくれるだけでもありがたいわ」

 

そして、キースにアサリ、万丈目、岩さんはもちろん出演してもらうと伝えました。

皆大喜び!万万亭で前祝いしました!

 

 

寄席の名前を決めよう!

 

 

啄子は奥の和室で縫物を。

2人はちゃぶ台でいつものように。

「北村屋は、お母ちゃんが許さへんやろ。なんかつけたい名前あるか?」

 

てんは、藤吉郎がくれた鈴のついた小鳥を出しました。

 

【候補1】「小鳥亭!小さすぎて景気悪いな」

【候補2】「極楽亭!あ、アカンあの世まで行ってまうな」

 

てん「大きい翼がのうてもよろしおす。小さい小さい羽根で一生懸命風に乗って、大阪中に笑いをいっぱい広げてくれたら

藤吉郎「名前、決まったな」

 

ーー(うんうん、あれよね、今週の題名にあるやつ)--

 

2人は、いい雰囲気♡

藤吉郎がてんの手を握り・・

近づいて~てんが目をつぶる

キャーNHKだよ~

 

啄子ふすまを開ける!

ーー(はい、朝ドラのお決まりです)--

 

啄子からのプレゼント

 

啄子「あんた、そんな身なりで立つつもりか?これ、うちの着物、質屋から出して直しといたで」

 

「門出の日には、これ着てお気張りやす!!」

 

てん、驚き嬉しそうに満面の笑み。

藤吉郎「お母ちゃん(笑)」

啄子、ドヤ顔!

 

ーー(カッコええお母ちゃん!なんやかんや言うて、てんを応援してる啄子が好きになってきた)ーー

 

 

桜咲くいい日に、いよいよ開演

 

季節は春。

桜が咲く日に、開演初日を迎えました。

 

風に乗る鳥と書いて

『風鳥亭(ふうちょうてい)』

 

明日は、いよいよ芸人さん登場ですね!!

どんな芸をしてくれるのか、楽しみ楽しみ!

 

今日はここまで。第38話へつづく→


 

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