わろてんか(39)伊能栞(高橋一生)と藤吉郎
2017年11月15日 第6週『風鳥亭、羽ばたく』 第39話
こんにちは~ラックです!
ご訪問ありがとうございます。
昨日は、チラッと高橋一生さんがでました!
今日も出るかな?
では、昨日のおはなしから!
《第38話のおはなし》
●風鳥亭開業!
●初日は、お客さんに詰めてもらわないといけないくらいの大喝采。
●玄白師匠という落語家が遅刻。待たせた割に全く面白くない。
●2日目、3日目、だんだん客が減る。
●玄白師匠は、自分が面白くないのではなく、この寄席のやり方が悪いと怒り、辞めてしまった。
●4日目の客は一人。同じ芸人に嫌気がさして逃げ帰る。
●伊能栞が訪れる。
という場面で終わりました。
全く笑わない栞、何を感じたのか?今後どんな影響を及ぼすのかが見ものとなりそうです。
第39話「伊能栞(高橋一生)と藤吉郎」の巻
風鳥亭開業から4日目が過ぎましたが・・・
お客さんは減るばかり。
これでは借金は返せません。
「又、少しずつお針仕事始めるわ」
てんは、昼も夜も働く事にしました。
藤吉郎は、新しい噺家を探してくる事にしました。
でも、芸人たちは諦めています。
*端席に出ると、自分の格が下がるから、噺家が出たがらない。
*芸の世界では『伝統派』と『オチャラケ派』の派閥がある。
というのです。
『伝統派』とは、落語を守ろうという人の集まりで、喜楽屋の文鳥率いる総勢150人。
『オチャラケ派』は、面白かったらなんでもいいという寺ギン(兵頭大樹)率いる総勢80人の軍団。
さあ、藤吉郎、どうする?
まずは頼みに行ってみよう
《月亭八光演じる落語家のところに行きました》
「このウナギ特上ちゃう、並やん。並の落語家に頼むんやったら、オチャラケ派のとこ行きなはれ!」
奮発したうな重を口にもせず、去りました。
ーー(このうな重どうするんかなあ?)ーー
《兵頭大樹演じる寺ギンのところに行きました》
「どの面下げて来とんじゃ」
そうですね、500円で買おうとしていた亀井さんの寄席を、先取りしたように思ってるかもですね。
「オモロかったら何でもええ。芸に上品も下品もない。客にとって、オモロうて安いもん売るだけや。伝統言うてる奴らを潰さなあかん、お前にかかずらあってる(関わってる)暇はないねん」
ーー(暗闇で見るからより迫力あって怖い兵頭さん、ドスが効いてる!)ーー
本日の噺家収穫ゼロ・・・・・
トボトボ歩く前に、伊能栞が現れる。
「一杯どうですか?」
ーー(つい‟支払いどうするの?”とか思っちゃう。誘った方が金持ちだから出すか‥)ーー
栞と何話す?
栞「なんで寄席なんか?」
藤吉郎「皆にわろて欲しいからです」
栞「あの芸人で?」
藤吉郎「いい噺家にきてもろたら」
栞「なんで落語にこだわる?」
藤吉郎「なんも知らんのですな」
ーー(藤吉郎、今バカにしたね。でも、栞の意見は、客代表としてちゃんと聞いた方がいいんちゃうかな?)ーー
藤吉郎は熱く語り始める。
「いい噺家がいる寄席はいい寄席。
色モンの芸人は、いい噺家の出てる寄席に出るのを憧れて頑張る。
あの芸人仲間の為にも、いい噺家に出てほしいんだ」
栞はちょっと呆れて言いました。
「なるほど」
「くだらない」
「寄席の格、君らの夢など、客には関係ない。客は笑えさえすればいい。客に笑ってほしいと思うなら、面白い芸人に出てもらうべきじゃないか?落語にこだわる意味が分からない」
藤吉郎は怒りました。
「俺は落語が好きや。芸の事知らんお前にとやかく言われる筋合いはない!!」
藤吉郎、栞の胸ぐら掴んで・・・
大変、喧嘩です!
「そんな甘い考えで、おてんさんを幸せに出来ると思ってんのか?」
ーー(出た出た予告編で言ってた台詞。ホンマや、あの芸人では無理よ、目を覚ませ藤吉郎)ーー
栞も胸ぐらつかみ返す!
どっちが勝つ?
あれ、仲良くなってる
「てん~おかあちゃん~」
酔っぱらった2人が家に帰ってきました。
中で話を聞くと、
2人はあの後色んな話をしたようですね。
栞ので~~~~っかい夢の話になりました。
*活動写真(今の映画)のフイルムを輸入し始めた事。
*ゆくゆくは、自分で活動写真を撮りたい事。
栞「本業は人に任せて、親から叱られ感動同然だけどね」
啄子「あの伊能製薬のご次男が、夢の為に頑張ってはる、ご立派やわ」
藤吉郎「俺も、日本一の席主になるっていうご立派な夢があるんや。どっちもでっかい夢や!」
栞「その通り!」
意気投合しちゃってますね。
2人は酔いつぶれて、栞もお泊りです。
啄子「男はんは気楽なもんや、おなごがおらなあかんのや。」
「手綱しめるんは、あんたの仕事、ええな!」
今日の名言ですね。
てん「はい!」
てんは夜なべで針仕事
啄子が寝ているそばで針仕事をするてん。
栞が起きてきててんに話し始めました。
「僕の母もそうやって夜なべしてたよ。叱ってくれる母親はいいもんだ。僕の母親はどこにいるかわからない」
栞の母は、伊能製薬の社長のめかけ。
貧乏だったために、中学の時に伊能製薬の次男として大阪に引き取られたんだという。
「後継ぎの保険だ」
そして、母の話を始めました。
*活動写真が好きで、よく一緒に見に行った。
*だから、自分の手で、活動写真を撮りたいんだ。
出ました、2人のの宣言!
「僕の作った活動写真で、日本中を感動させたい」by栞
「うちらは日本中を笑わせます」byてん
「じゃ、どっちが先か競争だ!」
笑い合う2人。
ーー(藤吉郎さん!暢気に寝ている間に、こんな会話してますよ~)ーー
栞から藤吉郎へメッセージ
夜中に栞は帰って行きました。
藤吉へ伝言です。
「落語家を探しているなら、文鳥師匠に会ってみないか?って。落語家総勢150人を束ねる大看板だ」
てん「え、どうやって?」
栞、にんまり笑う。
ーー(栞、文鳥師匠と知り合い?伊能製薬絡み?お金持ちのボンは、有名人と繋がってんの?)ーー
ーー(文鳥師匠が端席に出る?出たら面白いよね、どんどん新しいことをやって欲しい~期待満々です!!)--
今日はここまで。第40話へつづく→