わろてんかあらすじ2分でわかる!サラッと知りたいあなたのために簡単にまとめてみました
《サラッとおさらいわろてんか》
時代は明治。
主人公『てん』は京都の薬問屋の長女。
「ゲラ」と言われるほど笑うことが大好き。
祖母・両親・兄・妹と育ちました。
父は堅物、母はおっとりだがしっかり者。
優秀な兄『新一』薬学を学ぶも、店は経営悪化。立ち直そうと無理をしたことで、持病の喘息が悪化し亡くなってしまいました。
洋薬の普及を目指した兄の遺志を、許婚だった『伊能栞』に頼み、店は洋薬専門店に生まれ変わりました。
てんはというと、8歳の時に『くすり祭り』で出逢った『北村藤吉』からの手紙を大切に保管するくらいで、忘れられずにいました。
そんな時、8年後に再会。
お互い惹かれ合い、「一生笑わしたる」という藤吉の言葉で、家を出る決意。
父儀兵衛に言われた「二度と敷居をまたぐな」という言葉を胸に、2人は大阪で頑張ることに。
藤吉は、大阪の『北村屋』という米問屋の長男。藤吉は芸名で本名は『藤吉郎』。
『楓』という許嫁がいました。
ごりょんさんである藤吉の母『啄子』は厳しく、始末屋で有名。
てんは『女中』として働かされました。
楓との『商い勝負』を様々なアイデアで勝負したてんですが、嫁とは認めてもらえず、啄子と楓からイケズされたりしました。
でも、てんはどんなに辛くても笑いだけは忘れず、頑張り続けます。
楓は、そんなてんに感化され、諦めていた『詩人になる夢』を目指し家に帰りました。
啄子はてんに商い才能があると、基本『始末・才覚・算用』を教えましたが嫁とは認めません。
その頃、大阪船場の街には新しい風が吹いていました。
『質より安値』になびいた客は、北村屋から離れていきました。
一念発起しようと、今で言う『パーマ機』に投資した藤吉郎はまんまと騙され、店は倒産してしまうのでした。
一文無しになった『てん・藤吉郎・啄子』は、売れない芸人たちが住む『芸人長屋』に暮らすことに。
『野菜売り』や『針子内職』をしている間、藤吉郎は『気になる小屋通い』に没頭。
なぜそんなに気になるのか?
それは子どもの頃、母と行った寄席だったから。それがわかり、啄子も2人を応援する決意をしました。
しかし、お金はなく、てんは京都の実家へ。
勘当された実家に『商人として借金依頼』をしに行ったてん。祖母の助けもあり500円(現500万円)を借金し、寄席を手に入れました。名は『風鳥亭』。
それからは『キース・万丈目吉蔵・岩さん』の力を借り開店にこぎつけましたが、客足は減る一方。
その頃のお笑いは『伝統派とオチャラケ派』の派閥がありました。
『伊能栞とてんのアイデア』で『落語家 文鳥師匠』が独演会をしてくれ、その様子が新聞に掲載(新聞記者になった楓がいい文を)されたことで客は戻ってきました。
それをききつけたオチャラケ派を派遣する太夫元『寺ギン』が、風鳥亭に芸人を出してやると言いに来ました。しかし条件がありました。
儲けは『寺ギン7分:風鳥亭3分』
仕方なく、その条件を飲んで、芸人を増やしてのスタートです。
(10/2~11/19)