週間わろてんか(43~48話)『ごりょんさんアメリカへ』&『北村笑店』

2017年11月20日(月)~25日(土)第8週『商笑の道』

 

こんにちわ~ラックです。

実は11/21~12/2の約2週間、肺炎になり寝込んでいました!

わろてんかも見れず、完治してからまとめて見たので、レビューがすっかり遅くなってしまいました。ダメだなあ私、反省。

ずっとベッドだったのでちょこちょこ病気記録書きました、良かったら見てくださいね。

『楽活しましょ♪』というもう1つのブログに書いています。

そちらもよろしくお願いします。

 

今までのあらすじ

10/2から始まった『わろてんか』

今までのお話を短くまとめたあらすじは『サラッとあらすじわろてんか』→

覗いてみてください。

 

前週土曜日のおはなし

伝統派の文鳥師匠が『独演会』をしてくれたおかげで、新聞にも掲載され『風鳥亭』に客足が戻ってきました。

それが気に食わないオチャラケ派の寺ギンが「芸人を入れたる代わりに、儲けは7分3分や!」と言い放って終わりました。

藤吉郎は言い返すこともできず、その条件で『風鳥亭』は新たに経営を始めることになりました。

 

 

経営不振の風鳥亭

噂を聞きつけて、亀さん(元小屋の持ち主)『下足番』にしてほしいとやって来ました。元々、下足番をしていたので手慣れたもんですね!

3か月経過しましたが・・・

寺ギンからの芸人手配で、なんとか客は入りますが、芸人の給金が高いので儲けは殆ど残らず経営は火の車。

啄子は、まだ針子の内職を辞めることができずにいました。

 

そんな時、京都の実家にいる妹りんから『無事祝言を挙げた』という手紙が届きました。二度と敷居をまたがないと決めたてんは、妹の祝言も見に行くことができません。もちろん、両親や祖母に会うこともできません。

藤吉郎とてんは「俺らも早よ祝言挙げられるように頑張ろな」と決意を新たにするのでした。

ーー(自分で決めた事とは言え、てんは辛いだろう。父が余命わずかと言うのも知らないし。ほんと頑張って欲しいと願う!)ーー

 

そんな二人の会話をふすまの向こうで聞いている啄子。ちょっと不憫に思っているような表情の啄子。

啄子は、又『絵手紙』を見て返事を書き始めました。一体、この絵手紙は何なのでしょう?気になりますね。

 

 

売り上げを上げるためにした方法は?

売り上げが最高に達したある日、冗談のつもりで、キースと万丈目が売上金を袖や懐に入れて笑っていました。「売上金は少なかったことにしたらええやん」と。

それを見ながらちゃんと止めない藤吉郎。

 

寺ギンがやって来た!!!

 

突然現れた寺ギンに驚くも、戻せないお金は袖の中。「飛んで見ろ」と言われ、2人ともバレてしまいました。そして、ゴソッと札束をつかんで出て行きました。

 

ーー(経営者の藤吉郎が一番悪い!!冗談でもしたらあかんとハッキリ言え~~!おてんちゃんがどんなに苦労してると思ってんねん!と、私は叫んでしまった。それに寺ギンよ!7分やったらちょっとは札束残るやろ、取りすぎ!)ーー

↓↓↓

「ワシに任せとき」といったのは亀さん。亀さんが考えた方法とは???

 

『火鉢作戦』

暑い→出る→次の客が入る→回転が早くなる→同じ芸人が回ってくる→ひと回りしたから帰る→次の客が入る

 

結果は?

「この店は暑いからやめておこう」

「同じ芸人が同じ芸ばかりする」

「芸人の数が少ないのに10銭は高い」

 

と悪い噂が一気に広まり、客が減りました~~

「亀さんの寄席が潰れた原因ってこれ?」

・・・だったようです。

 

 

啄子が遂に動き出す!!

「商いに信用は大事。あんたらには任せとけまへんな、明日から覚悟しなはれ!!

「知恵を絞るのが、あんたの仕事でっせ!」

てんに、熱いエールを送った啄子。

さて、一緒に商売の極意をおさらいしてい見ましょう!

 

 

【始末】無駄な出費をせず、使うべき時に生き金を使う事!

【才覚】どこに商売の勝機があるか見極める事!だれもやっていないことをする。

【算用】金勘定ではなく、損して得取れ!

 

まず、ごりょんさん啄子がやったことは、うちわ。

店の前で声だけで呼び込むよりも、一工夫してうちわであおぎながら呼び込むと「涼しくなる工夫をしてるし、ちょっと入って行こか」という気持ちになることも。さすが啄子。

「べっぴんさんにあおいでもらうと涼しなるわ」とおじさんが言いましたよ。

 

 

てんが工夫したことは?

 

《雨の日に下駄を拭く》

てんはお客さんの履物をきれいに拭いていました。それに気づいた亀さん、啄子、藤吉郎…皆で拭きました。

「汚れた履物が、帰るときには綺麗になっている、そしたら又ここに来ようと思う」そういう事やな、啄子はてんに教えられたようで感心して言いました。

「うちが今出来ることはこんなこと。元手はかかりまへんし」てんの心構えがいい。

 

 

《冷やし飴を売る》

芸人さんに「冷やし飴買ってきて」と言われたことがヒントになりました。

「これええかも!!」

 

場内販売のつもりだったけれど、啄子の提案で表でも売ることにしました。

「冷やし飴に足を止めたお客さんを中に呼び込むんや!」

さすがごりょんさん一石三鳥です!

「知恵は、絞って絞って絞り尽くすんや!」

そうです。

↓↓↓

お茶は1銭、冷やし飴は2銭。

その売り上げと共に、客足も伸びて行きました。

でも客に「この冷やし飴冷たくないな」といわれたてん。

そんな時、キースと万丈目が氷を頬に当てて喜んでいる姿に又ヒントを得たてん。

 

 

《氷の塊の上で冷やし飴を転がす》

直接氷の上で、冷やし飴を転がしているところはどこにもない時代。

てんは、どうやら初めてそれをしたようです。

あまりの冷たさに、店の前はお客さんでいっぱいになりました。

もちろん、そのまま寄席に入っていくお客さんもいたようで、客足も売り上げもどんどん伸びて行きました。

 

 

伊能栞の提案と活躍でどうなった?

 

「おてんさんを僕に貸してくれないか?僕には君が必要なんだ」

 

ーー(藤吉郎を目前にいきなり略奪宣言ですか?とビックリしたこの言葉。しかしキザな言葉が似合う男だなあ)ーー

 

どうも、栞は『活動写真』の輸入がうまくいき、大阪で上映を始めたというのです。

てんが、氷の上で冷やし飴を転がしているのを見て、とんでもない才覚の持ち主だと思ったようです。

活動写真にちなんだ物品販売を売り込もうと思っていた矢先で、是非てんと一緒に売り込む方法を考えたいという事でした。もちろん、風鳥亭はてんなしでは回らない。

 

「冷やし飴の売り方をご教授していただけたら何でも手伝います」と行ってしまった栞君。

「ホンマですか?」といったのはごりょんさんの啄子。

 

 

栞と藤吉郎『チンドン屋』になる

「まさかこんなことをさせられるとは思わなかったよ~」と栞。

 

啄子の提案で、男前の2人(栞と藤吉郎)と芸人がチンドン屋姿で町を練り歩くことで、女性と子ども、おばあちゃんも付いてきました!腰の曲がったおばあちゃんは腰がシャンとなるくらい喜びました。

「腰も治る風鳥亭へどうぞ~」などと宣伝効果は抜群でした!

 

 

栞の提案で、昼営業を開始

寄席は男性が夜に来るイメージだが、発想変えてみてはどうだろう?

栞は、活動写真と同じ時間帯の営業を提案しました。

 

「女性と子ども、お年寄り、青物市場が終わった男性」を対象に、昼営業を開始しました。

 

てんは、昼でも晴れでも履物を磨き続けました。

努力の甲斐あり、売り上げは伸びて行きました。

 

藤吉郎は何してる?

画面に出てこないときは、芸人を探しに各地を回っているらしい。でも、面白くて新しい芸人をゲットした話は一向に聞きませんね。

 

でも、寺ギンに交渉に行きましたよ。

藤吉郎「昼営業を始めたんでええ芸人を回してくれますか?」

寺ギン「席主の器の問題。小さいから7分も取られるんや」と断られました。

 

栞の所に電話を借りに行きました。

東京で売れっ子になったリリコに、出てもらえないかと藁をもすがる想いでいたが、言い出せずに切りました。

 

ーー(才覚なし、算用なし、の藤吉郎。商いには向いてないような気がしますが大丈夫かなあ?)ーー

 

 

風太からの知らせに絶句

《風太が来ました》

表情は暗く、何も喋りません。

 

 

風太「旦さんが・・・」

「おやじさんが亡くならはった・・」

 

てん「え、何言って・・・・」

「うちを騙してるだけやろ?」

「ほんまなん?・・・」

 

風太「四十九日終わった」

 

 

悲しいシーンでした。

「おとうはんに会いたい」と泣き崩れるてん。

「お前はここにおるんや、京都に帰ったらアカン。おやじさんが、誰にも言うたらアカンて言うたんや。」風太は京都に戻っていきました。

 

《藤吉郎は・・》

てんのそばに優しく寄り添う。

ただ、そばにいてくれるだけでいい。

優しく引き寄せる藤吉郎・・胸で泣くてん。

ーー(本当に悲しい時、言葉は要らないのだと、切に思ったシーンでした。『心で観る』松坂桃李ならではの演技なのだと胸を打たれたひと時でした)ーー

 

《ごりょんさんは・・》

親の立場で言葉をかけてくれました。

「芸人は親の死に目に遭えんそうや、わろて高座を全うする、わろてたら親も本望や。親のたった一つの想いは、子どもの幸せや

 

《キース・万丈目は・・》

「ちょっと付き合ってくれるか?」藤吉はてんを店に呼びました。

芸人たちが一生懸命芸をする。

キースも万丈目も、てんに目配せをしながら勇気づけてくれている。

てんは、心から笑いました。

「お前はわろてるか?」というおとうはんの言葉を胸に。

 

 

新しい風が吹き始める

てんも、心新たに頑張ることにしました。

さて、新しい事始めますよ!

 

《藤吉提案》

*「会社にしようと思う」

信用されるし、やりやすくなるから。

 

《啄子提案》

*「そろそろ結婚してくれまへんか?」

え~っお母ちゃんがアカンて言うたんやん、と藤吉郎。

 

《てんの提案》

*「木戸銭を10銭から5銭に値下げしたら?」

 

 

すかさずごりょんさんから質問ですよ!もう覚えましたね?

【才覚とは?】どこに勝機があるか見極める。誰もやってへんことをする。

【算用とは?】損して得とれ!

はい、正解~~!

という事で、5銭で営業を始めました。

 

 

寺ギンと儲け交渉第1弾

今の倍儲けたら、5分5分に替えてもらえますか?

 

寺ギン「そんな夢みたいな事出来たら、条件変えたるわ

藤吉郎「ありがとうございます!」

 

ーー(アホー!ありがとうちゃうって。条件変える、って言うたで。おまけに口約束はダメダメ!ちゃんと紙面に直筆でハンコ突いてもらわんと!そこが商人ちゃうわ)ーー

 

 

おトキ登場

京都の実家の薬屋の女中トキが、暇をもらってやって来ました。

ーー(いきなり来るのね、手紙で相談とかないの?置いてもらえなかったらどうするんだろな、ちょうどお茶子欲しかったから良かったけど)ーー

 

昼営業を始めた上に5銭に値下げしたので、客が増えました。お茶子も案内ももう一人欲しいと思っていた矢先だったので、トキが来てくれて大助かりになりました。おまけに、問題点を次々と改善していくではありませんか?

 

《座布団をひと回り小さく》

お客さんが沢山座れるようになりました。

 

《するめや塩辛いものを売る》

喉が渇いて、お茶もよく売れるように。

 

「あんた、冴えてますで!商人向きや!」ごりょんさんから、お褒めの言葉をもらいました。おトキ凄い!グッジョブ!

 

 

寺ギンと儲け交渉第2弾

*昼営業+5銭に値下げ

↓1か月後

売り上げは倍になりました!!!

 

藤吉郎「約束通り5分5分にしてください」

寺ギン「6分4分や!条件変えたる言ううたやろ、嫌やったら芸人全部引き上げるだけや!」

ーー(ほら、そうなると思たんや。甘いねん藤吉郎は~しっかりしてや)ーー

 

でも、そこはてんが偉い。どこまでもポジティブです!

「うちの芸人使って下さい、って言わせて見せまひょ」

ーー(寺ギンが頭を下げるところ、見たいもんだ)ーー

 

 

風鳥亭1周年

京都から、母しず(遺影の父儀兵衛と)・妹りん夫婦・風太が、お祝いに駆け付けれくれました。

 

藤吉郎が挨拶をしました。

「笑いにはとてつもない力があります。

辛いことを希望に替えてくれます。

体が疲れた時、しんどい時、いつでも風鳥亭にいらして笑って下さい。

辛いことは、吹っ飛んでしまいます。」

 

 

借金500円全額返済

てんは、しずに最後の返済をしました。・

500円完済です。

ーー(一年で500万円の借金は、返済できるのだろうかと思うと、私は絶対無理で、そう思うと、本当に本当に頑張ったんだというのがわかりますね)--

 

 

啄子の一言でどう変わる?

 

「この寄席の、立派なごりょんさんや!結婚も喜んで認めまひょ!!!」

 

てんは、

*親身に芸人の世話をしていた。

*お客さんの下駄も、雨でもないのに磨いていた。

 

心を込めて仕事をしたことが、人の心をひきつけて、財産になったのだ、と。

 

『人は財なり』

 

それを教えてもらったのだと、啄子はてんに言いました。

 

晴れて、2人はようやく結婚することができました。

祝言の日は、逃げるように出て行ったアサリの姿もありました。

 

藤吉郎はまたまた言いましたよ。

『一生そばにいて、笑わしたるさかい』

 

(栞が羨ましそうに見ていたのしってたかな?)

 

ーー(めでたい時に水を差すようですがツッコんでもいいかな?藤吉郎は‟そばで笑わせる”って言うてるけど、面白い事なんも言ってない気がするんだよなあ~この人芸人じゃないもんね)ーー

 

 

店舗名改名&啄子はどこへ?

 

『北村笑店』

 

会社にすると同時に、改名しました。

入ってますね『北村』

「お母ちゃんええやろか?」

「かまへん!心残りは無くなった」

啄子の許しも得ることができました。

ーー(もしもし、許しを得る前に立派な看板作っとるやないかーい、と又ツッコんでしまった)ーー

 

わてはアメリカでもうひと花咲かせるわ

なんと、啄子は渡米するんだと。当時にしては、凄いチャレンジャーですよね。

アメリカに知り合いがいるからだとか。

時々登場の意味深な『絵葉書』は、アメリカ行きの相談だったんですね。ビックリな展開でした~

 

最後のシーンは大正3年(1914年)、2人に『隼也(しゅんや)』という男の子が授かった場面で締めくくられました。

育児をしながらの商売、これからが大変です。

 

今週はこれでお・し・ま・い


さて質問です。

「あなたは毎日笑ってますか?」

 

私がこのドラマに教えられたことは、

『楽しもうと思って見たら楽しいんだ』ってこと。

 

日々の暮らしも同じ。

しんどくて辛い日も『いいこと』きっとある。

1つでいいから寝る前に思い出してみよう。

「ない・・・」

 

いえいえ、ありますよ~

『健康でお布団に入って眠りにつける』

これって凄く幸せなこと。

幸せな気分になってくるはずです。

ポジティブにポジティブに・・・

 

今日も父儀兵衛さんが最後にてんに聞いた言葉で締めくくりましょう♪

自分に聞いてみて・・

『わろてるか?』

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

来週(/~/)のまとめにつづく→


 

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