【2017年7月5日】あさイチキッチン向上委員会『ふきん特集』を見て
たかがふきん、されどふきん。ふきんって、使いこなしているマニアもいたり、ブログで検証している人もいたり、奥が深いんだな~と改めて思いました。とことん調べたくなってしまう私としては、『ふきん特集』を見てしまったら、やはり『主婦魂』に火がついてしまいましたよ
よしっ真剣に考えてみよう!!
あさイチ+α情報
素材について考える
一言でふきんと言っても、素材によって得意不得意があるようなので、各素材の特徴を知った上で、食器拭きか台拭きか流し用か等考えてみよう!
《吸収力》
あさイチで゛同時に液体つけてみた”実験をした結果、吸収力の高い順番は、①レーヨン②綿③ナイロン④麻・・・の順でした
①レーヨン
・吸収速度抜群!原料は木材で天然素材。
・調理で活躍(野菜の水を取る、玉ねぎやきゅうりの塩もみを絞る、茹でたジャガイモの皮をむく)などキッチンペーパーより吸収力が速い
・グラスを拭くのも得意
・赤ちゃんのおしりふきや、女性の顔パックにも使われているそうです。意外と知られていないかもしれませんね。
②綿
・丈夫で吸収力もいい。値段が手頃。
・乾くのは遅い
③ナイロン
戦後すぐアメリカから入ってきた合成繊維。最近は、ほかの素材と混合で新素材も開発されている
④麻
吸収力はあまり良くないが、天然素材で乾きやすく、臭いも残りにくい。使い込むと柔らかくなってくる。
《新素材》
●マイクロファイバー
・ナイロンやポリエステルなど混合の合成繊維で、髪の毛の約1/100の極細繊維である
・吸水に優れシンクの水あかやグラスの拭き取りなどに向く
・薄くて柔らかいので、強い力でこすったり洗うとすぐ傷んでしまうので注意
●セルロース
・木の端材から採れる繊維で、吸収力はピカイチ!!
・吸収力はタオルの約4倍、速乾性はタオルの約5倍
・フランス、ドイツ、北欧などでよく使われている
・厚みがあり強いので、せっけんや洗剤で洗っても大丈夫。
・乾燥すると反るので、収納はそれを踏まえておくといい
サイズについて考える
ふきん=‛正方形のハンドタオルサイズ’ のイメージがありませんか?でも、素材と同じで、大きさによって得意不得意があるんですね。自分の使いやすい大きさはどれでしょう?
《ミニタオルサイズ》お手拭き→最後は自分のテーブル周りやトレイを拭く
《小》小さいお皿を拭く
《大》大皿を包み込むように拭く
《長方形》流しを拭き取るときは、セルロースを半分に切って面に沿わせながら拭くと便利です。
《長方形大》いわゆるフェイスタオルを腰位置のエプロンの紐にかけて手を拭く。鍋つかみにも使える
君島十和子さんのふきんの使い方・洗い方
とてもきれい好きで有名の十和子さん。ふきんも極めていました!
《テーブル拭き》
「濡れたふきん」と「乾いたふきん」を両手に持ち、まず「濡れたふきん」で拭いてからすぐに「乾いたふきん」でからぶきするのだそうで、結婚して20年一度もぬれたふきんの跡をつけたことがないとのこと!!素晴らしすぎます。
《洗い方》
「ゴム手袋をはめて」、「固形石鹸」で汚れをごしごしもみ洗いするだけ!その後乾かす!そうです。もちろん真っ白でした。
嫁入り道具の一つだった〔花ふきん〕
昔は貴重だった布。木綿のさらしに刺繡を施し、お姑さんや母親が嫁入りの娘に渡していたという〔花ふきん〕。そういえば、見たことがありますがそんな素敵な意味があったとは知りませんでした。
絹糸で刺繍をしたものは、使っているうちに糸の色が布に染まっていくのだそうです。今回の番組で紹介してくださった方も、嫁入りに盛ってきた絹糸の刺繍ふきんが藍色になり、「色が薄れていってもずっと使い続けているんです」とおっしゃっていました。素敵なお話にほっこりしました。私も娘がいるので、お嫁に行くときに作って持たせてあげたいなと思ってしまいました。まずは自分用を作ってみなくてはいけませんね!
ふきんの使い方を自分流にチョイスしよう!
あさイチ出演の方、色んな方のブログをみるうちに、色んな使い方があることを知りました。そこで、大きく分けて2タイプの使い方モデルを考えてみました。良かったら参考にしてみてください
①キレイになったふきんを見てストレス発散できるタイプ➡完全ふきんタイプ
「シミが取れた真っ白なふきんを見て嬉しくなるあなた」は、『完全ふきんタイプ』ですね
君島十和子さんが何気なくおっしゃっていた『ふきんのシミは心のシミ』
好きなタイプを組み合わせて、自分流のふきんライフを楽しんでもらえたらと思います
《手拭き用》
おススメ素材は、綿(家にあり、すぐ取り換えられる。吸収力はいいが乾きにくいのがデメリット)麻(吸収力はやや悪いがすぐ乾くのが利点)
A: タオルかけにかける①フェイスタオル②ハンドタオル
B:エプロンの紐にかけておく①フェイスタオルがおススメ(長いので長時間使える。鍋つかみにも使える)②もちろんハンドタオルをこまめに変えるのもいいですね
《食器拭き用》*食洗器の方は、2枚ほどあれば十分かもしれませんね
おススメ素材
A:レーヨン(吸収速乾に優れる。時間がない人に最適。薄い素材のため、枚数が必要)
B:綿(丈夫で長持ち。吸収はいいが乾きにくいので枚数が必要)
C:マイクロファイバー(吸収力に優れる。グラス拭きが得意)
大きさは、食器が大きいものが多い人は〔大〕小さいものが多い人は〔小〕を。
大小1枚ずつあれば便利かも。
《テーブル用》
A:レーヨン(吸収性はいい。ちょい拭きにはいいが、弱いのでテーブル拭きには不向きかも)
B:綿(丈夫で長持ち。値段で決めるなら無印の落ちワタふきんはおススメです。今使ってますがだんだんノリが落ちて柔らかくなり汚れも落ちやすいです。)
C:セルロース(コットン混の物もあり)(とにかく吸収力が高く丈夫)
(薄いものもあるのでテーブル用におススメ)
《調理台》
A:セルロースが混合になっているもの(敷いておくだけで水浸しになるのが防止できる)
B:マイクロファイバー(吸収力がよくそこそこ丈夫)
《流しや掃除》
A:セルロース(正方形を半分に切り長方形で使う。吸収力はダントツ)
B:マイクロファイバー(小さめのふきんでAの後の仕上げに使うとピカピカになります)
おまけ:セルローススポンジ(ふきんではありませんが、流しの掃除におススメ)
②ふきんは好きだけど洗うのにストレスを感じる
➡ふきん&使い捨てMIXタイプ
「ふきんは好きだけど、せっけんで毎回汚れを落として、漂白剤につけて、干してから寝る・・なんて時間ないし疲れてるから無理!!」「ストレスがたまる」「その時間は自分の時間に充てたい」って人も多いですよね。実は私もその一人かも(笑)何を隠そう、ブログテーマは『楽活』なんですよね。『いかに楽して楽しく生活しようか』といつもいつも考えているんです。でも、白くなったふきんをみたらスッキリするのも確か!「心のシミ」も取れたかな?
そんな欲張りさんは、『ふきん&使い捨てMIXタイプ』ですね
《ふきん洗いが苦手だけどふきんを好きになる方法》
・お気に入りの一枚を奮発してみる(汚れるとすぐに洗いたくなるかも)
・汚れが付きにくくすぐ乾くセルソース素材を使ってみる
《ふきんとうまく付き合うポイント》
Point
ふきんは何日かに一度、又は週末に一度漂白する
使い捨てふきんをうまく活用する
「手抜きではなく、他の事に時間を割くための方法なんだ!」とポジティブ思考でいきましょう!
《使い捨てふきんのススメ》
「不織布」という素材をご存知ですか?上で述べたように、レーヨンやポリエステルなど、吸収速乾性に優れた素材でしたね。レストランなどでよく使われているテーブル用のふきん・・・青赤黄などを見たことあると思います。丈夫なので1回で破れたりしません。汚れも付きにくく洗えば数回使用できます。私のお気に入りでもあるので、おすすめポイントをご紹介しておきます。こんな使い方はどうでしょうか?
パターン①(朝)食前テーブル拭き→食後テーブル拭き→水回り掃除→捨てる
パターン②(朝)食器拭き→食後テーブル拭き→水回り掃除→捨てる
パターン③(前夜)食器拭き後干しておく→(翌朝)水回り掃除→捨てる
生活パターンに合わせて、自分仕様にアレンジしてみてください。漂白しなきゃ!というのがしんどいならば、ストレスから解放されること間違いなし!です。
まとめ
*『ふきん=布』のイメージが強いけれど、使い捨てふきん(不織布)も便利
*素材には色々あり、柄も様々で、お気に入りの一品を選ぶことで、ふきんが好きになり長く愛用するのも一つの方法
*〔布+不織布使い捨てふきん〕を上手く組み合わせることによって、ストレスから解消され、時間を有効に使うことができるという利点も生まれる
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
『ふきんについて真剣に考える』はいかがでしたか?
私自身、こんなにふきんについて考えたことも調べたこともなかったので、とてもいい機会だったと思います
最近は、お店でふきんを見かけるとつい見入るようになりました。お気に入りの一品を見つけたら、またご紹介したいと思います
未来の自分が少しでも楽に、楽しく生活できますように・・・
自分仕様のふきん使いを見つけて楽活しましょ♪