一気に作って食べる!冷凍!作り置き!これが楽活の第一歩
主婦って忙しい
共働きの主婦の方だけが兼業主婦ではないと私は思っています。
妊婦さん、離乳食を作っているお母さん、乳飲み子を抱えて上の子の育児に忙しいお母さんだって、誰も一銭もくれないけれど一生懸命に毎日時間と戦っているんですよね。
保育園・幼稚園の送迎・PTA活動・お稽古や塾の送迎・ママ友とのお付き合い・家事全般・・・言い出したらきりがありません
ちょっと座ったら寝てしまっていた・・・なんてこともありますよね。
かく言う私は、下の子が中学生になりとても楽になりましたが、塾への送迎が増えました。且つ、遠距離通勤の夫の夕食時間が22~23時になりました。
22時迎えから帰宅すると子どもと夫が入浴・・自分のお風呂と風呂掃除終了は0時を過ぎることもしょっちゅう。。
23時就寝を目標としている私には、何とかしなければいけない課題となっています。
そこで!生活の見直しをすることにしました。温かくなったのでお風呂に入ってから塾迎えに行くことで、遅くても23時半には寝られるようになりました。
次の見直しは、一日のうちで絶対しないといけない家事のうちの1つの『料理』・・・
時間を費やした割に少ししかできなかったり、やる気満々でたくさん買った野菜が傷んで処分に至ってしまったり・・・数々の失敗もしてきました。
『時短料理』や『節約料理』『作り置き』など、色々試してきて、我が家で定着している方法をご紹介したいと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです
時短のポイント=ついで調理とリメイク
その① 2~3倍作る
「2倍はよく聞くしもうしてるけど、3倍は多くないですか?」という声が聞こえそうですが...多くないんです!1.当日用、2.翌日用、3.後日の冷凍用・お弁当用
・・・ほら3回分でしょ。
「翌日に同じものは食べないんです」という方は、2倍にしてもいいし、翌日分はそのまま冷凍してもいいですね。
とにかく、1回の作業でたくさーん作って手間を省いてしまいましょう。
3.冷凍用・お弁当用について、私が試して良かった代表例を挙げてみますので、色々な料理で試してみてください
〔ひじき煮〕人参・うす揚げと煮たもの
ひじき煮として食べたい場合
・ひじき煮とほんの少しの煮汁を冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍(煮汁があることで解凍したときにしっとりとした煮物が再現できる)
・お弁当用は、1回分ずつラップするか、シリコンカップに入れて冷凍(解凍すると水分が出るので煮汁は残らないように軽く絞る)
リメイクする場合
《ひじきごはん》
・洗った米に煮汁を入れてからいつもの線まで水を入れ、ひじき煮を平たく乗せて炊飯スイッチを押す
《A.揚げ肉団子 B.ひじきバーグ C.ピーマン肉詰め D.巾着煮》
・(肉あん)ひじき煮、合いびきミンチ、炒め玉ねぎ、溶き卵、片栗粉、刻みネギ、他好きな材料と混ぜる
A.揚げ団子→ビニール袋に片栗粉を入れ、丸めた団子にまぶしてから揚げる
(point から揚げのように肉汁が閉じこめられジューシーに仕上がる)
B.ひじきバーグ→ハンバーグの要領で両面焼く。おろしポン酢で食べると和風で美味しい
(point 両面を強火で焼き色を付けたら、アルミホイルで包みオーブントースターで中に火を通す)
C.ピーマン肉詰め→縦半分に切り種を取る。小麦粉を茶こしでふるってから詰めて焼く
(point 小麦粉をふることで肉が取れにくくなる)
D.巾着煮→うす揚げを1/2に切り、破れないよう袋状に開き、(肉あん)をスプーンで詰め爪楊枝で閉じる
煮汁が残っていれば、それをベースに味を調え弱火で煮る
(point 火が強いと鍋底に焦げ付いて破れてしまうので弱火で蓋をする。または、クッキングシートを敷いた上に巾着を乗せると破れない)
〔筑前煮〕煮汁は、リメイクで使うので、別に冷凍しておく
筑前煮として食べる場合
・「ひじき煮」と同じで、煮汁を少し入れた状態で冷凍保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍する
リメイクする場合
A. 巾着煮
・「ひじき煮のD.巾着煮」と基本は同じ要領。違うのは、「筑前煮」は具が大きいので、食べやすいように小さく切ってから(あん)に混ぜる
(point 別に残しておいた筑前煮の煮汁で、巾着煮を作る)
B. グラタン(今回はお好み焼き風を紹介)→①ざるに空け、汁気を取り除く ②具の大きさはそのままでもいいし、好みの大きさに切る ③グラタン皿の底にパン粉と粉チーズを混ぜて薄く敷き詰めてから筑前煮を並べる。しゃぶしゃぶ用の薄い餅を入れても美味しい ④グラタンソースの代わりにお好み焼きソース・とろけるチーズ・パン粉の順に乗せ、トースターで焼く ⑤仕上げに青のり・もみのりを散らす
(point 加熱すると水分が出るので、吸収のために底にパン粉を敷き詰めている。お好み焼きソースを使うことで、リメイク感を減らす事もできる)
注意点
「残ったらそのまま冷凍したらいいのか」と思ったあなた!ちょっと待ってください!!
冷凍に向かない食品があるんです。
具体的に、例を挙げてみます。
「面倒くさいなー」と思ったら、冷凍することだけやめて、翌日にそのまま食べるか、是非リメイクに挑戦してみてください
〔肉じゃが〕
多めに作ってリメイクすることができます。有名なのは『肉じゃがコロッケ』
でも、その場合注意すべき点がいくつかあるので、書いておきます。
それさえ気を付ければ、リメイク名人になれちゃいます!
注意点 じゃがいもは冷凍するとスカスカになってしまい、食感も味も落ちてしまいます。
マッシュ(潰すこと)すると冷凍できます。
糸こんにゃく(しらたき)も水分が抜けて、カチカチになるので不向きです
(肉じゃがの冷凍方法)
肉じゃがとして食べたい場合
じゃがいもと糸こんにゃくを抜いて、冷凍用保存袋だし汁ごと入れ、空気を抜いて冷凍する
肉じゃがコロッケ用に加工して冷凍する場合
①ざるにあけ、糸こんにゃくを抜く
②大き目の丈夫なビニール袋に入れ、手で揉むかマッシュする
③冷凍用トレーにラップを敷いてから並べ、上からラップで覆い冷凍する
④後日、小麦粉を敷いた皿の上に凍ったコロッケだねを並べてからレンジで1分チンする
(こうすることで皮と中身の温度差が少なくなり爆発を防止することが出来る)
⑤通常通り小麦粉・卵・パン粉の順に衣をつけ、170~180℃のたっぷりの油で揚げる
衣もつけて冷凍する場合
上記の②のあと、(小麦粉・卵・パン粉)をつけてから、③のようにラップで覆い冷凍する
④後日揚げるときは、皿にパン粉を少し敷いてからレンジで1分チンする
(上記と同じで、皮と中身の温度差で爆発が起きるので、出来るだけ常温に近くすることでそれを防止することができる)
(パン粉を敷くのは、解凍により衣が破れそうになった時にすぐにパン粉をかけて修復できるから)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
ほんの数品だけのご紹介でしたがいかがでしたでしょうか?
冷凍に抵抗のある方は、翌日にリメイクしてみてください。
「えっ、これ昨日の料理?お母さん凄いかも!」と思ってもらえるかもしれません
2回目分を冷凍しておけば、時間が出来たときに、家族が忘れたころに変身して出すことができます。しかも短時間で!!
そうなんです!私がおススメしているのは『楽チンなのに手をかけているように見えちゃう』ってことなんです。
これからも、一生懸命試して、色んな楽チンで思わず楽しくなっちゃう情報をお伝えしていきたいと思います。
未来の自分が少しでも楽に、楽しく生活できますように・・・
『楽活しましょ♪』