2017年9月12日【林修の今でしょ!講座 弱った体を復活!今食べるべき秋野菜】から学ぶ秋野菜の知識
秋になると、だんだん夏の疲れが出てきたりしますよね。
そんな時には秋野菜をモリモリ食べると、弱った体を復活させることが出来るんだそうです。
平均寿命日本一の長野県松川村は、野菜摂取量も日本一。
1日10種類以上の野菜を食べる家庭が多いんだとか。
秋野菜の凄さをまとめてみました。
弱った体を回復する上位6の秋野菜は?
《6位 しいたけ》 ビタミンDが豊富
●ビタミンD➡免疫力UP・感染症に強い
●干しシイタケのビタミンD➡生しいたけの約10倍
●細かく刻む➡栄養がより多く取れる
●油でいためる➡免疫力UPのビタミンDがより多く取れる調理法
(ビタミンDは脂溶性のビタミン)
《5位 レンコン》 ムチンとビタミンCが豊富
●ムチン➡ネバネバ成分が免疫力UPしばい菌から体を守る
●ビタミンC➡活性酸素を撃退し、胃腸の回復を助ける
●穴は小さいほうがいい➡酸化し栄養素が壊れてしまうから。
●すりおろす➡ムチンを最大限に引き出す調理法
《4位 ニンジン》 βカロテンが豊富
●βカロテン➡紫外線で傷ついた肌と髪を回復する
●芯が小さいニンジン➡βカロテンとうまみ成分を多く含む
●切り口は黒ずんでいないものを選ぶ
●油で炒める➡βカロテンが最大限に取れる調理法
●βカロテンの吸収率➡生約8%・油で炒める70%
《3位 ゴボウ》 クロロゲン酸が豊富
●クロロゲン酸➡弱った肝臓を回復してくれる栄養素
●泥付きゴボウ➡皮にクロロゲン酸が多く含まれる
●調理前に加熱するといい➡栄養素を最大限に引き出してくれるから。
●水にはつけない➡栄養素が水に出て栄養価が下がる
●キムチと一緒に食べるといい➡脳が活性化する(発酵食品で腸内環境が良くなる)
《2位 玉ねぎ》 アリシン・ケルセチンが豊富
●アリシン➡血流が良くなる
●ケルセチン➡ポリフェノールの一種。活性酸素を抑える
●皮は赤っぽいものを選ぶ➡ケルセチンが多い
●みじん切り➡細かく切るほどアリシンが増える
●水にさらさない➡アリシンが流れてしまうから。
●油でさっと炒める➡アリシンを最大限にとる調理法
《1位 ナス》 ナスニンが豊富
●ナスニン➡抗酸化力が高い
●ガン予防の効果が期待されている
●濃い色を選ぶ➡ナスニンが豊富
●水にさらさない➡ナスニンが流れてしまうから。
平野レミの栄養満点・時短レシピ
《キノコ集まれポタージュ》
材料
生シイタケ………2本(40g)
マイタケ…………1/2パック(40g)
マッシュルーム…3個(40g)
玉ねぎ……………1/2個
牛乳………………カップ2
バター……………15g
ハーブソルト……適量
コショウ…………適量
オリーブオイル…適量
パセリ……………適量
作り方
1.玉ねぎを薄切りにする
2.生シイタケは石づきを取り、軸ごと薄切りに。マッシュルームも薄切りにし、マイタケは分ける
3.フライパンでバターを熱し、玉ねぎとキノコ類を炒める
4.牛乳1カップを加え、3分煮込む(中火)
5.4をミキサーに入れ、冷たい牛乳1カップを加える
6.滑らかになるまで、ミキサーにかける
7.鍋に入れて温める(冷たい方がいい場合は6→8へ)
8.ハーブソルト、コショウで味を調える
9.器に入れ、オリーブオイルとパセリを散らす
ーー完成ーー
《レンコン3段活用バーグ》
材料
レンコン…………150g
干しシイタケ……1枚(2g)
鶏ミンチ…………100g
しょうが汁………小さじ1
ごま油……………小さじ1
青ジソみじん切り…1枚
酒…………………小さじ1
塩…………………少々
片栗粉……………適量
作り方
1.レンコンは50gずつ3個に分ける
2.1個めは6枚にスライスする
3.2個めはすりおろす
4.3個めは粗みじんにする
5.干しシイタケを袋に入れ、麺棒などでたたき小さくする
6.レンコンの粗みじんをフライパンで炒める
7.袋に、すりおろしたレンコン、ミンチ、しょうが汁、ごま油、青ジソみじん切りと酒、塩を加えてこねる
8.粗熱を取った、炒めたレンコン6も7に加える
9.片栗粉を、2のスライスしたレンコンにつける
10.8のビニール袋の端を切り、フライパンに種を1/6ずつ搾りだす
10.タネの上に9のレンコンをのせて、両面を弱火で2分ずつ焼く
ーー完成ーー
《チンピーラー丼》
材料
ゴボウ………50g
油……………大さじ1
ニンジン……50g
キムチ………100g
牛肉…………70g
ニラ…………4本(15g)
しょうゆ……大さじ1/2
砂糖…………大さじ1
白ごま………大さじ1・仕上げ適量
卵黄…………1個
作り方
1.ゴボウは、電子レンジの600wで20秒温める
2.1のゴボウを、ピーラーでささがきにする
3.フライパンを熱し油を入れ、ゴボウとニンジンを炒める
4.キムチと牛肉を加え、さらに炒める
5.ニラ、しょうゆ、佐藤、白ごまを入れ、火を止める
6.器にご飯を盛り、5をのせる
7.仕上げに、中央に卵黄をのせ、白ごまを散らす
ーー完成ーー
《ナイスなシソ味噌》
材料
青ジソ…………10枚
味噌……………大さじ1.5
ナス……………2~3本
ピーマン………2個
みりん・砂糖…各大さじ1
作り方
1.シソに味噌を塗りつけ、包丁でたたき刻む
2.ナスは乱切り(水にさらさずそのまま)
3.油で3~4分素揚げする
4.ピーマンも乱切りにして素揚げにする
5.砂糖とみりんを鍋に加え、砂糖が解けたら火を止める
6.1を加えて混ぜる
7.素揚げしたナスとピーマンを6に加える
8.器に盛りつける
ーー完成ーー
《柿ピーでしょ!》1分
材料
柿……………1個
ピーナッツバター…大さじ3
水……………大さじ2
しょうゆ……大さじ1/2
作り方
1.柿の皮をむき、好きな切り方で切る
2.ピーナッツバターと水を混ぜ、器に入れる
3.しょうゆを加えて混ぜる
4.器に柿を並べ、中央に2を置く
ーー完成ーー
まとめ
『秋に食べるべき野菜は』
ナス・玉ねぎ・ゴボウ・ニンジン・レンコン・シイタケ
【知って得する知識15】
- 干しシイタケは、よりビタミンDが多い
- シイタケの栄養をより多く取るには細かく刻むといい
- シイタケは、油で炒めるとビタミンDが多く取れる
- 穴の小さいレンコンは、より栄養価が高い
- レンコンはすりおろすと、ムチンを最大限に引き出せる
- 芯の小さいニンジンは、βカロテンを多く含む(髪や肌を回復する)
- ニンジンは油で炒めると、βカロテンが最大限に取れる
- 泥付きゴボウは、クロロゲン酸(弱った肝臓を回復)が豊富
- ゴボウは加熱することで、栄養素を最大限に取ることができる
- ゴボウとキムチを一緒に食べると、脳の働きが活性化する
- 皮がより赤っぽい玉ねぎは、ケルセチンが多い
- 玉ねぎはみじん切りすると、アリシンが最大限に取れる
- 玉ねぎのアリシンを最大限に取るには、飴色玉ねぎより、油でさっと炒めるほうがいい
- ナスは濃い色の方が、ナスニンが豊富
- ナスは水にさらさないで調理する方が、ナスニンを損なわない
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秋野菜の活用法が満載でしたね!!
早速、色々作ってみたいと思います。
未来の自分が、少しでも楽に、楽しく生活できますように・・・
秋野菜の時短料理で、楽活しましょ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。