病気は突然やってくる
健康体だけが取り柄の私が突然病に襲われた。
しかも、肺。
突然の発熱に胸の痛み、右半分真っ白のレントゲン写真。
タバコも吸わないし、そんなに無理した覚えもない。
「なんで?」とっても不思議。
しいて言えば、仕事とブログ、ハンドメイドの掛け持ちと塾送迎が忙しかったのは確か。
塾迎え後、お風呂に入れるのは夫と娘の後で0時を超えることが多く睡眠不足が慢年化していたのがいけなかったかもしれない。
きっと知らぬ間に無理できない年齢になったという事でしょう。
なんか悔しい。
このブログタイトルは『楽活しましょ♪』
『未来の自分が、少しでも楽に、楽しく生活できますように』
という思いを込めて名を付けた。
いつも、一歩先の未来の自分を予測して生活するようにしていたのに、病気だけは突然、自分を襲ってくるものだと今回切に感じた私。
今はおとなしくしとくけど、治ったら『楽活探し』するぞ!
一応病気記録書くけど、後で「ガンかもって真剣に病気記録残してる~」って笑ってやろう!
楽活のための病気記録
1日目:11月21日(火)夜
《突然の発熱》
火曜日の夜、突然熱が出た!
娘を塾に送った後、お風呂にゆっくり入り、それから迎えに行った。外気温3度とかなり寒い夜だったので着込みまくって。でも、寒くて寒くて、帰ってからもストーブの前であったまってたのに寒かった。夜中汗だくで何度も目覚める、38.8℃とか・・・「高熱じゃん」水分補給してまた寝る、の繰り返し。
2日目:11月22日(水)
6時。しんどくて起きられない。
「朝ごはんとお弁当作らなきゃ」
前夜に作った味噌汁とかぼちゃと豆のサラダ・納豆・もずく・焼いて冷凍してた塩サバ。定番のメニュー出せてホッ。
旦那と娘の弁当、何とか詰めた。
仕事が休みだったので、朝からずっと寝てました。
熱は38度くらいまでに下がった。
中3の娘が『卵がゆ』を作ってくれた、母感動♡
塾送迎。今日は絶対お風呂は寝る前にしようっと。
37.3度って微妙。でも、風邪と思ってる私は入ってしまった。
夜中、再び38度。まずった、風呂やめればよかった。
3日目:11月23日(木祝)
祝日でも夫は出勤。弁当はお休みにしてもらった。
長女は模擬試験、弁当が要る。何とか詰めた。
私は祝日の為、仕事は休み、良かった~
次女は休み。何かと心配してくれ、手伝ってくれる、ありがとさん。 そうそう、晩ご飯は【魔女の宅急便のミルク粥】を作ってくれてこれまた感動。
記事にも書いてしまった親バカな母。
しっかり寝よう。
さすがに今日で熱も下がるやろ。
しかし、お風呂に入ろうとしたら、37.5。
「何だコレ、何の病気?」少ーしだけ心配。
《結局3日寝込む、インフルか?》
あの日38.8まで上がり、水木は38度まで。金曜は37度に下がりました熱がは下がったし、風邪症状がないって事はインフルではないな。じゃ夏風邪?
4日目:11月24日(金)
《右胸が痛い》
金曜の明け方、右胸の痛みで目が覚めました。中じゃなくて骨ギリギリ辺り。
「もしや乳がん?」あちこち自己チェックしてみたけれど、しこりらしきものはなさそう?うーん痛いよ〜。
上を向くと痛いけど、右を下にしてると痛みはマシ。しばらくすると痛くなくなりました。
「気のせいか?」
《念のため病院へ》
「肺炎かもしれない」
15年ほど前に、肺炎になった事があり、その時も38度の熱と胸の痛みがあった!「そうやん、肺炎やわ」薬を飲んでおとなしく寝てたら治るはず!病院に行きました。
《レントゲンに怪しい影》
先生が言いました。
「ここ、真っ白なんわかります?」って。
え、真っ白?
「変なんがねえ、ここに線あるでしょう、肺がんでもこんな線なんかないんよー。」
ええっ肺ガン???
「いやいや、普通肺炎とかやったらこんな感じでボーッと全体が白いんよ。でも、ほらここに境界線みたいなんあってその先全部白いでしょー。不思議や。こんなん見た事ない」
いやいや、そんなん患者の前で普通に呟かんとって。メッチャ心配になるやんか。
《先生の決断》
「よし、CT撮りましょ。ここにはないから市民病院行ってね」
と、パパッと予定を合わせて来週水曜の予約をしてくれました。
家族に報告すると…
娘ら2人は驚いてました。
「肺ガンとかって言われたらビビるよなー」って笑って言ったら…
下の娘
→「え、大丈夫?すぐ寝ておいでよ、私らでやるし」と言いつつも、眠かったので寝に行きました。
旦那に電話
→「え、大丈夫か?寝ときや」って心配してくれてる様子。
上の娘
→「レントゲンで線入ってたら肺ガンやって」って検索してくれてたようで、めっちゃ泣いてます。
「なあ、今何欲しい?」「なんか手伝おうか?」とかって聞いてくる。
長女の反応、予想外なんですけど。
泣ける映画見ても泣かないし、普段偉そうで「死ね、消えろ」とか言う思春期真っ只中女子なのに、泣いてる!それにビックリ。
「え?ママ、まだ死なへんで。勝手に死ぬことにせんとってやー」
わろたらアカン。
もう、この段階で私は死ぬことが前提になってしまっているようだ。
長女は、1人で調べてるうちに『ママは肺ガン。余命わずかなんだ。親不孝ばかりした私を許して。今から心入れ替えるから』…みたいに深刻になってしまったようだ。
《長女の優しさを利用する悪い母》
まさかとは思うけど、今なら何でもしてくれるとか?
「これ味付けして」
「これ全部お皿に盛りつけてくれる?」
「薬のお水入れてきてくれへん?」
「洗いモンしといてくれへん?」
長女「うん」全てOK。
しかも妹の分も鍋もザルも全部綺麗に洗ってくれてる!
(妹はよくしてくれるけど、この人いつもは、受験生と言うのを理由に「勉強せなあかんから」と逃げるのに)
マジか???
どうした長女よ、ええヤツやん。
ホントは優しいって知ってたけど・・・
母感動。
たまには病気してみるもんだ(寝込んだことなど殆どなし)
さすがに優しさを利用して何でもかんでもさせようとしたことに、申し訳なさを感じるくらい。
この後も「熱何度?」「なんかしとこうか?」「寝とかなあかん」など、ちょくちょく様子を見に来てくれた。
優しさに感動もらいました~♡
《心配性長女の心得とは?》
「CTでは最悪の結果が出ると思って行きや。そのまま入院とか手術とか思って用意しといたほうがいいで」
長女曰く、何か大きなことに挑むときは
最悪の事を予想して臨む
のだそう。
『備えあって憂いなし』
ってやつですか(笑)
なんか面白い子です。マジ顔で言うから笑っちゃうんですよね~
ハイハイ、CTの日は車に入院準備持って行っときます(笑)
晩ご飯も作っときまーす。
《明日はマルシェ。焦る私》
今私は、ベットでチクチク刺繍のキーホルダーを作っています。
明日は、地域でのマルシェに出店することになっているからです。
でも、商品が仕上がってなくて焦ってます。
お絵かきファブリックをアレンジして色々作る予定。
お絵かきファブリック知ってます?可愛いんですよ
だけど「熱なかったら行ってもいいよ」って先生行ってくれたし、熱下がってるし「明日行くね」って友達に言ったし、ちょこっとだけ品数増やしてから寝よう~~と。
5日目:11月25日(土)
明け方、右胸の痛みで目が覚める。
「中から突き上げるような痛み、あかん救急車呼ばなあかんかな?」とまで思ってしまうくらいの痛み。なんなんコレ?
押さえながらようやくトイレに行き、戻って来た。
「ヤバイ」
どうやったら痛みが和らぐかアッチ向きコッチ向き、上下左右ゴソゴソしてると旦那を起こしてしまったようだごめん。「どうした?」
真下を向くと痛くないことが判り、少しずつ落ち着いてきた。
良かった。
朝食は、昨日作った野菜スープを温めて、パンを焼くだけ。それくらいは簡単やね。
安心してそれからひたすら眠り続けた私。
昼は、旦那がうどんを作ってくれた様子。
夕食は、野菜と豚を入れるだけの『キムチ鍋』
突然ヤル気満々になってくれた長女が「土鍋どこー?」「カセットコンロは?」「ボンベは?」「具何にするん?」と聞きに来る。
下では、パパと次女が野菜を切っている模様。
「コンロあったで~~~」下から報告の声。
なんかほほえましい。
病気になって良かった(ちゃうか)
いつか急に居なくなった時困るから、みんな、今のうちから自立しといてね(ってガンで死ぬ気になってるやん笑)
さて、今夜は無事乗り切れるでしょうか?
右胸の痛みは明け方又やってくるのでしょうか?
怖い怖い~~
***************************
未来の自分が、少しでも楽に、楽しく生活できますように・・・
家族の愛に幸せ感じて、ベッドでちょこっとチクチク、楽活しましょ♪